女優・杏(30)と俳優・東出昌大(28)の夫妻が秋口、双子の愛娘(0)を連れ、老舗イタリア料理店で食事を楽しんでいたと、2016年12月13日発売の「週刊女性」が報じている。
そんな2人が愛娘を乗せていたのは、芸能人の多くが使用する海外製のブランドベビーカーではなく、国産の“乳母車”だったようで…?
杏と東出昌大といえば、連続テレビ小説「ごちそうさん」(NHK、2013年下半期)で夫婦役を演じたことをきっかけに交際に発展したとされ、2015年1月1日に入籍し、2015年10月4日には愛宕神社(東京・港区)で挙式した。
さらに2016年5月16日には第一子、第二子となる双子の女児(0)が誕生したことを発表し(誕生日などは非公表)、あっという間に“二児のパパ・ママ”になった。
そんな杏は2016年も、出産前に収録済みだったと思われる映画「星ガ丘ワンダーランド」(2016年3月5日公開)や初主演映画「オケ老人!」(2016年11月11日公開)に出演したほか、エッセー集「杏の気分ほろほろ」(2016年10月20日発売)も上梓するなど、マイペースながら存在感を示した。
最近では2016年11月10日放送のトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、子育ての様子を語るなど徐々に芸能活動を再開している。
東出昌大も、2016年はスペシャル主演ドラマ「さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~」(日本テレビ系、2016年3月18日)や放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」(NHK、シーズン1、2016年3月19日~4月9日、全4話、タンダ役)、主演映画「ヒーローマニア-生活-」(2016年5月7日公開)、映画「クリーピー 偽りの隣人」(2016年6月18日公開)、主演映画「デスノート Light up the NEW world」(2016年10月29日公開)、映画「聖の青春」(2016年11月19日公開、羽生善治役)等に出演したほか、今後も映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年12月17日公開予定)の封切りを控えるなど、一年を通じて切れ目のない活躍が光った。
2017年も年明け早々から、新春スペシャルドラマ「富士ファミリー2017」(NHK、2017年1月3日)への出演が決まっており、好スタートを切るようだ。
そんな公私ともに充実ぶりの目立つ杏&東出夫妻が今年の秋口、双子の愛娘(0)を連れ、自宅付近の老舗イタリア料理店で食事を楽しんでいたという。
家族水入らずでのお出かけに微笑ましい光景も目に浮かぶが、杏&東出夫妻が双子の赤ちゃんを乗せていたのは、芸能人の多くが使用する海外製のブランドベビーカーではなく、最近では珍しい“乳母車”だったようで…?
(以下引用)
「夫婦が選んだのはメーカー『東京乳母車』が製造する、『プスプス』という乳母車なんです。国内で作られる商品なので安心感がありますね。
杏さんたちは『ブラックシリーズ』というワンランク上の乳母車を使用しているのですが、通常よりも車高が高いので、おふたりにはちょうどいいのでしょう。(後略)」(芸能プロ関係者)
(引用元:週刊女性PRIME)
杏&東出夫妻はいわゆる通常の“ベビーカー”ではなく、(株)東京乳母車製の乳母車「プスプス」の高級バージョンである“ブラックシリーズ”を使用しているという(公式ホームページによると“ブラックシリーズ”は現時点で、133,920円(税込)。3色展開で、フレームやタイヤフードが黒に統一されているようです)。
昨今では“ベビーカー”が、子育て中の芸能人の暮らしぶりやイメージを評価する物差しになっている部分もあり、オランダ発の「バガブー」やノルウェー発の「ストッケ」など10万円以上するとされる海外の高級ブランドのベビーカーを愛用する芸能人も少なくないが(もちろん国産のベビーカーを愛用している芸能人もたくさんいます)、杏&東出夫妻の場合もそうした面々に肩を並べるほど高級とはいえ、国産の“乳母車”という点で異彩を放っている。
“乳母車”といえば籐(ヤシ)などで編まれた箱形のカゴに4つの車輪が付いた台車のようなもので、古くから赤ちゃんや荷物を運ぶ道具として普及してきた“一昔前のベビーカー”というイメージもある。
最近では保育園児や幼稚園児のお散歩などにおいて、先生が大型の“乳母車”(こちらは“大型ベビーカー”と呼んだ方がよいのかもしれませんが)に数人の子どもを乗せた状態で押して運ぶなどの用途で使われているようではあるが、個人で使っている場面に遭遇することはほとんどないように思われる。
杏&東出夫妻の場合は双子(2人)ではあるが、ベビーカーにも2シートが併設された2人乗りの製品があるだけに、なぜ“乳母車”を選んだのかは非常に気になるところ。
そもそもベビーカーと乳母車では、何が違うのだろうか。
「東京乳母車」の担当者によると…?
(以下引用)
「まず赤ちゃんにとって一番乗り心地がいい、というのが大きいと思います。ベビーカーというのは、いわば荷物カートと一緒で物を運ぶには適していると思うんですけども、人間の赤ちゃんを乗せるのには適していないと考えています。
乳母車の場合は、小さな子ども部屋がそのまま移動するような感じなので、リラックスして非常に機嫌よくお散歩ができるんです」
また通常のベビーカーよりもスペースが広いため、「6、7年前からの傾向ですが、双子を持つご家庭で評判になっていまして、最近では売り上げの2割から3割を占めます」(前出・担当者)
(引用元:週刊女性PRIME)
そもそも“ベビーカー”と“乳母車”では、乗り心地が違うという。
確かに“ベビーカー”は赤ちゃんがやや拘束された座り姿勢なのに対し、“乳母車”は箱形なので赤ちゃんがゴロンと寝た状態のため寝返りを打つなど自由な姿勢を取ることのできる融通性は高いと思われる(将来的には自由度の高い座り姿勢なども可能だと思われますし、荷物などを載せることのできるメリットもあると思われます)。
また“乳母車”の場合はスペースが広いため、2人一緒に乗せることができるのはもちろんのこと、親が赤ちゃんの顔を見ながら押すことのできるメリットもあると思われる(段差や砂利道などで、子どもの表情を確認できるのはありがたいかも)。
とはいえ“乳母車”にはベルト等がないと思われるだけに安全性の問題や、折り畳みができない(できるタイプもあるのかもしれませんが)などのデメリットもあるだろうか。
だが杏&東出夫妻は古き良きものを大切にしている印象を受けますし、“乳母車”を押している2人に遭遇したお年寄りがその“乳母車”の懐かしさに思わず声を掛けたり、話し込んだりする微笑ましいやり取りがみられる気もする。
2人にとって“乳母車”は“双子”ならでは機能性やスペースを考慮してのチョイスだったと思われると同時に、懐かしい日本らしさを守りたいとの思いも垣間見える。
先述の“イタリアンデート”は家族4人水入らずでの幸せなひとときだったと思われますし、今後も双子のお子さんにとって快適だと思われる素敵な“乳母車お外デート”を楽しんでほしいものです。
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