品川庄司の品川祐が原作・監督・脚本を手がけた映画「ドロップ」が、興行収入10億円を突破したという。
だが、彼には「出しゃばりすぎ」「ウザい」などといった手厳しい意見も少なくないらしい。
品川はなぜ売れているのか?
そして、こんなに売れているのにも関わらず、なぜ嫌われているのか…?
(以下引用)
品川が売れるために考えた戦略の大前提となっているのは、徹底したリアリズムだ。
テレビお笑い界の現状を見て品川が悟ったのは、誰もがスターにはなれない、ということだった。何度かの「お笑いブーム」と呼ばれる時代を経て、テレビに出てくる芸人の数は昔より増えている。
しかし、そんな中で看板番組を持つことのできる芸人はほんの一握りだ。圧倒的な才能とセンスが求められるそのポジションを初めから目指すのは、あまり得策ではない。
だから品川は、「ひな壇」を自分の主戦場に選ぶことにした。正確に言えば、選ぶことを余儀なくされたのだ。彼が戦いを始めようと決意したとき、司会のポストはベテラン芸人で埋まっていて、目の前にはひな壇しか残されていなかったからだ。
ひな壇で求められていることは何なのか、徹底的に研究と試行錯誤を繰り返した。そして今では、土田晃之と並んでひな壇芸人のお手本と言われる存在にまで上り詰めたのである。
また、まっすぐにスターへの階段を歩むことを断念した品川は、いろんなことに積極的に首を突っ込んでいくようになった。ブログを毎日更新して、小説を出版した。料理の本を出して、映画の監督と脚本も務めた。
芸人の数は多いが、テレビの枠は限られている。芸人が生き残るためには、ジャンルにこだわらずいろんなことに手を出して、それをビジネスにしていかなくてはいけない。
タレント業はどこで火が付くかわからないから、どこでも手を抜けない。だから彼は、何にでも全力で取り組み、何をやってもそこそここなせる器用さを身につけたのである。
そんな品川は、テレビのスタッフや共演者から見ると、実に使い勝手のいい芸人である。ひな壇に品川を配置すれば、場を盛り上げて空気を作ってくれる。ゲストとしてピンポイントで起用しても、それなりに笑いを取れる。
テレビ芸人として、いかに扱いやすい存在になるか。彼はただひたすらそれだけを追求してきたのである。
そして、品川が嫌われる最大の理由も、そのリアリズムにあるのだと思う。現実を踏まえて一歩一歩地道にキャリアを重ねる彼の生き方には、夢がない。一般の視聴者の多くは、テレビに夢や憧れを見いだそうとしている。
テレビの世界は、圧倒的に美しい俳優やアイドル、天才的な運動神経を備えたアスリート、爆発的に面白い天才芸人たちで満ちあふれている。そんな中で、戦略的にこつこつと努力を重ねて成り上がってきたような品川の泥臭い芸風は、決して愛されることはない。
シャレにならないほど不景気で後ろ向きな時代だからこそ、シャレにならないほどリアルでがむしゃらな芸人が結果を出している。それが品川を取り巻く現実のすべてだ。
(引用元:日刊サイゾー)
品川祐は「できる人」というイメージ。
しかも「やったこと」を周囲へアピールするのにも長けていて、「僕はもう仕事終わったので、定時に帰りますから」とサラッと言いそうなイメージ。
「出しゃばりすぎ」「ウザイ」というのも、そういう感じが利いているのかもしれない。
職場の周りにも割とこういう人はいそう。
控えめな性格の人にとっては、付き合いづらい存在だと思うが。
でも、中小企業にこういう人がひとりいれば会社は劇的に変わるのだろう。
とにかく「できて」「グイグイ」引っ張っていってくれる。「結果」も出してくれる。
今、日本社会で求められる人材は、品川のような人なのかもしれない。
もし日本がもっと豊かだったなら、どんなタイプが売れるのだろう。
そんなにアクも強くなくて、できるわけでもないけど、いると安心するようなタイプだろうか。
出○哲朗や、ふ○わりょう、とか(失礼)。でも、そんな時代があってもいいような気がする。
でも品川さんは嫌いじゃないです。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。以下もどうぞ☕
コメント
品川さんは、クイズ番組のために必死で勉強するくせにたいしたことがない。
にもかかわらず、ウンチクをひけらかしている。
余計なことを言う。
できる人とは到底思えないです。
つっちーは面白いんだけど・・・・
すずさま
はじめまして♪ご訪問&コメントありがとうございます。
こればかりは感じ方なので、人によって感じ方は
変わっちゃいますよね^^;
私なんかには品川さんも土田さんも、
両方スゴイ人に見えてしまいます^^;
あれだけの芸人のなかで自分の居場所を安定的に
確保できるなんて、すごいと思っちゃいました^^;
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