シンガーソングライター・竹内まりや(59)が2014年9月10日、ラジオ情報番組「クロノス」(東京FM)に出演し、ニューアルバム「TRAD」の収録曲「静かな伝説」に関する秘話を明かした。
同曲のコーラスには竹内の夫・山下達郎(61)に加え、サザンオールスターズの桑田佳祐(58)&原由子(57才)夫妻も参加しているが、彼ら4人はそのレコーディング前日の深夜2時まで“ある問題”について語り明かしていたようで…?
竹内まりやがデビュー35周年を記念して、9月10日に7年ぶりとなるニューアルバム「TRAD」をリリースした。
「TRAD」は“伝統的な”を意味する「Tradition」の略語だが、竹内はこのタイトルにこめた思いを「時代が変わっても流されず残っていくもの」を目指す気持ちを込めて決めたと、同アルバムの歌詞カードに綴っているようだ。
わずか4文字のシンプルな単語の中に、芸術作品の持つ普遍的な美しさや価値観、高級感を感じずにはいられないが、同アルバムに収録されている「静かな伝説(レジェンド)」(2014年7月23日発売の44枚目のシングル。ドキュメンタリー番組「ワンダフルライフ」のエンディングテーマ曲)の製作にあたっては、ビッグなコラボが実現していた。
竹内が9月10日放送のラジオ番組「クロノス」(東京FM)で明かしたところによると…?
(以下引用)
「曲のアレンジを考えている時に、コーラスに物足りなさを感じて、ここは佳ちゃんと原坊の声だ!ってね」
竹内がコーラスに指名したのは、桑田佳祐(58才)・原由子(57才)夫妻だった。ふたりは竹内からのオファーを快諾し、コーラスに参加。さらに夫の山下達郎(61才)までそこに加わり、超大物ミュージシャン4人による“奇跡のコラボ”が実現した。
(引用元:NEWSポストセブン)
「静かな伝説(レジェンド)」のコーラスには、サザンオールスターズの桑田佳祐&原由子夫妻も参加しているという。
これは、1988年10月19日にリリースされた山下達郎のアルバム「僕の中の少年」に収録の「蒼氓(そうぼう)」以来26年ぶりのコラボだという。
(※豪華な4ショット)
実は山下&竹内夫妻と桑田&原夫妻は、35年来の仲のようだ。
桑田が大学時代に入っていたサークルの後輩に竹内の弟さんがいたことから交流が始まったようで、それぞれの結婚後も家族ぐるみで親しい間柄らしい。
両家の自宅は徒歩15分ほどの“ご近所さん”であるほか、2007年には銀婚式のお祝いを合同で行ったりもしたとか(情報元:NEWSポストセブン)。
(※そんな古くから交流があったのですね)
豪華すぎる「静かな伝説(レジェンド)」でのコラボはぜひ竹内のアルバム「TRAD」で堪能していただきたいが、竹内は先述のラジオ番組「クロノス」でそのレコーディングの前日、4人で深夜2時まで飲んだことも明かしていたようで…?
(以下引用)
「いつも通り、とりとめもない話も多かったんですが、握手券を付けずにどうやってCDの売り上げを伸ばすか、そんな話をしていたんです」
(引用元:NEWSポストセブン)
昨今はAKB48をはじめとする様々なグループがCDに握手券などを付けて販売する、いわゆる“特典商法”により売り上げを伸ばす手法が当たり前になっている。
こうした動向によりオリコン等のランキングは形骸化し、ある作品が上位に入ったからといって必ずしもその楽曲の良さが支持されているとは限らないのが現状だ。
そんな状況に危機感を覚えるアーティストも少なくなく、ビジュアル系バンド「ゴールデンボンバー」は2014年8月20日にリリースしたシングル「ローラの傷だらけ」に一切の特典を付けない試みを行い話題になったほか、桑田佳祐も2013年3月13日にリリースしたシングル「Yin Yang/涙をぶっとばせ!!/おいしい秘密」が、乃木坂46や山下智久に敗れオリコン3位となった際には、ラジオ番組で「アンタらズルイよ!売れりゃいいのかよ、いや、売れりゃいいんだよね(笑)」(情報元:日刊サイゾー)とグチるような発言をしたこともあった。
山下&竹内夫妻と桑田&原夫妻も今回の飲み会でこうした現状を話題にしていたというから、大物アーティストにとっても切実な問題であることがうかがえる。
翌日にレコーディングを控えていたにもかかわらず、深夜2時まで語り明かしたとあって、竹内も大きな刺激を受けたようで…?
(以下引用)
「今一度、原点にかえって、最高の楽曲を最高の音で収録して、音楽の力だけでミリオンを目指そう!って、みんなで誓い合ったそうですよ。彼女がアルバムのタイトルを『TRAD』にしたのも、桑田さんの想いに心打たれたからだそうです」(前出・竹内の知人)
(引用元:NEWSポストセブン)
今後の音楽業界には時代を越えて愛される作品がきちんと認められ、より人々の心に響いていくような仕組みが求められると思う。
いっそのこと、CDには音源しか入れてはいけないルールにしたらどうなのだろうか。
一時的に売り上げは落ちるかもしれないが、長い目で見てオリコンを含めたCDランキングは純粋に楽曲の価値を反映したものになるはずですし、そのことでJ-POPの質の高さが世界に知れ渡れば、業界そのものが世界に発信できる力を持ったマーケットに育っていくと思うが。
ちなみに「TRAD」は、2014年9月29日付のオリコンアルバム週間チャートで2週連続1位を達成した。
時代に流されない楽曲を作り続ける竹内の思いが業界そのものに一石を投じることに期待する。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。以下もどうぞ☕
コメント
まず桑田事務所の権力ゴリ押しやめたら?
邦楽って大きなくくりでなく身内アーティストを過大評価させる風潮から嘆いて下さい
タイアップばっかりの方々に言われても
ピンときません
何にでも噛み付くAKBヲタ哀れwwwww