関ジャニ∞がデビュー10周年を記念し、2年ぶりの野外公演「十祭」を2014年8月9日、10日に東京・味の素スタジアムで行った。
だが2日目となった10日は「会場付近が雷雨となったため」、残念ながらグッズ販売が中止になってしまったという。
コンサートには欠かせない必須アイテムであるペンライトを購入できなかったファンも少なくなかったようだが、思いやりのあるファンの行動が意外な広がりをみせたようで…?
関ジャニ∞が、2004年8月25日に関西地区限定シングル「浪花いろは節」(同年9月22日に全国発売)でデビューしてからもうすぐ丸10年の節目を迎える。
そんなデビュー10周年を記念したイベント「十祭」が8月9日、10日に東京・味の素スタジアムで行われた(同イベントは8月23日、24日にも大阪・ヤンマースタジアム長居で開催される)。
関ジャニ∞は2年前の8周年記念ライブでも大阪・長居陸上競技場での野外公演(2012年9月30日)が台風の影響で中止となった経験を持つが、今回も台風の影響で8月10日の公演前に「会場付近が雷雨となったため」として、オリジナルグッズの販売が中止となったほか、開演後も1時間ほど雨が降り続いたようだ(公演は無事終了)。
オリジナルグッズの販売中止はファンの安全を最優先に考えてのことで妥当な判断だったと思われるが、グッズの購入もコンサートの楽しみの一つであることは確かで、特にペンライトを購入できなかったことに落胆するファンは少なくなかったようだ。
(※いつもグッズで人気がないのは村上クンらしいですが)
というのも、ペンライトは公演によっては会場を一体化させる演出の際に使用するため、コンサートには欠かせない必須アイテムとされているからだ。
今回も「十祭」オリジナルのペンライトが販売されるはずだったが、10日に来場したファンは購入が叶わず、ペンライトなしで入場せざるを得なくなったファンも相当数いたと思われる。
だがそんな状況のなか、予備のペンライトを持参していたファンから意外な行動が広がったようで…?
(以下引用)
Twitter上では今回の「十祭」のペンライトではなく、予備のペンライトを持っていた人などが「持ってきてない人がいたら貸しますよ!」「ペンライト2本貸せます!!」と呼びかける書き込みが続々と登場。そのツイートに「貸してください」とメッセージを送る人や、自身の座席を明記して「ペンライト1個で良いので貸してください」とツイートする人も。
「#十祭ペンライト」「#今日十祭参戦eighter(編注:関ジャニ∞ファンのこと)に1人一本ペンラ入り口でを売ってあげてくれませんか」(原文ママ)というタグもできるほど、多くのファンを巻き込む事態になりました。
(引用元:ジャニーズ研究会)
グッズの販売中止を受け、予備のペンライトを持ってきていたファンらが自主的に、ペンライトを持っていないファンに貸し出す動きが広がったという。
主にツイッターなどでハッシュタグ(#で始まる特定のキーワード)を使うなど分かりやすく工夫しながら、呼び掛けた。
おかげで当日ペンライトを買えず、持っていなかったファンの中には、借りることができた人も少なからずいたようだ。
こうした話は、関ジャニ∞のメンバーの耳にも届いていたようで…?
(以下引用)
そして、そんな中で行われたコンサート最後のあいさつでは、メンバーの安田章大が、グッズ販売が中止になりネット上でファン同士が協力していることをスタッフから説明されたのか、「小耳に挟んだ」として、ペンライトについて「譲り合いの精神があったと聞きました」と言及。温かいファンのつながりに感動していたそうです。
(引用元:ジャニーズ研究会)
関ジャニ∞メンバーも、ファンの温かい行動に感動していた。
この日のイベントでグッズ販売が中止になったのは残念だったが、そんな災いが転じ、ファンも一体となって盛り上げたおかげで、結果的に素敵なイベントとなったのでは。
(※今年は「24時間テレビ」の顔でもある関ジャニ∞)
もちろんこれだけ大人数でのイベントにおいて、見知らぬ人同士で貸し借りをすることはリスクを伴いますし、今後同じようなことが起きた場合などには十分注意することも必要だと思われるが、ホッコリする話。
また8月10日に配信されたファンクラブ会員宛のメールには、8月10日の公演チケットに当選し、グッズを購入できなかった人のために、グッズの通信販売の対応を考えているとの一文が記載されていたとか(情報元:ジャニーズ研究会)。
この日、グッズを買えなかったファンにとっては朗報といえ、遅まきながらグッズをゲットし、思い出に浸るのもいいかも。
いずれにしても、こうしたささやかな思いやりの大切さを今後もファン同士で広げていってほしいものですし、関ジャニ∞のメンバーもそんなファンに支えられていることを誇りに思いながら、次の10年につなげていってほしいものです。
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