嵐のチャリティーイベント「嵐のワクワク学校2014 ~友情がもっと深まるドーム合宿~」が2014年6月に大阪と東京で行われ、大盛況のうちに終了したという。
7月19日、20日には、同イベント内で嵐が入退場の際に使用したオリジナルバス「Friendship号」が大阪と東京を走行し、走行ルートの一部の場所では缶バッチが無料配布されたというが、東京・有楽町や新宿などでは混乱が起きていたほか、現在は同バッチが転売される騒動にまで発展しているようで…?
「嵐のワクワク学校」といえば嵐のメンバーが“先生”となり、授業形式で行われるチャリティーイベントで、2011年から毎年行われている。
今年は「嵐のワクワク学校2014 ~友情がもっと深まるドーム合宿~」と題し、6月7~8日に大阪ドーム公演、6月28~29日に東京ドーム公演がそれぞれ行われた。
今年も大盛況のうちに幕を閉じたが、各公演では嵐がオリジナルバス「Friendship号」に乗って入場したほか、退場の際にも同バスが使われたようだ。
そんな「Friendship号」が7月19日に大阪周辺(長居公園~大阪城周辺~梅田・心斎橋周辺~インテックス大阪)を、7月20日に東京周辺(新宿周辺~有楽町周辺~浅草周辺~幕張メッセ)をそれぞれ走行することになった(到着地では展示も行われた)。
ちなみに7月20日がアルゼンチンで「友達の日」にあたることにちなんだ企画だが、当日は沿道に多くのファンが殺到し、混乱もあったようだ。
さらにバス走行当日には走行ルートの一部の場所で缶バッチが無料配布されたが、そこでも大きな混乱が起きていたようで…?
(以下引用)
「(中略)Twitterには、缶バッチを配る係員にファンが群がっている写真がいくつもアップされていますが、東京・有楽町や新宿などではバッチを貰うための行列ができ、争奪戦が起こっていたとか。
実際にどんな状況だったのかは不明ですが、現場の様子について『乱闘が起きた』『倒れてる人がいた』との書き込みもありました。ファン人口が多いだけに、今回も現場は大荒れだったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
(引用元:サイゾーウーマン)
バス見たさに沿道に大勢のファンが殺到していた状況の中で、缶バッジを無料配布したとすれば、ファンがバッジ欲しさに大混乱になることは目に見えている気もするが、案の定、配布現場にはファンが溢れかえった。
(※こんな感じだったようです)
主催者側もバスを走らせるだけで、嵐のメンバーが実際に乗っているわけではなかったため、これほどの事態になることを想定していなかった可能性もあるが、一歩間違えれば事故が起きたり、周囲の歩行者に迷惑がかかっていた可能性もある。
しかも、せっかくの“友達の日”に譲り合いどころか、争奪戦が繰り広げたとなれば本末転倒だが、話はこれだけでは終わらないようで…?
(以下引用)
「ファンの間ではオークションに出品されていることに『なんでオークションに出すの』『買わないで下さい』と批判が巻き起こっています。
嵐は9月にハワイで行われるコンサート『ARASHI BLAST in Hawaii』のグッズが、日本テレビの『汐博2014』会場で販売されますが、混雑が予想されるために入場は予約制になっているほど。
そんな状況で、缶バッチを無料配布したら、転売等の事態に発展することは想定できた話ですよ。ファンからも『なんのための「友だちの日」なのか』と、事務所の体制を疑問視する声があがっています」(同)
(引用元:サイゾーウーマン)
今回配られた缶バッジはすでにヤフオクなどのオークションサイトで転売されており、3,000円程度の値が付いているケースもある(2014年7月23日15時現在)。
こんな醜い奪い合いになるくらいならバッジなど配らなければよかったような気もしますし、配るにしても事前に抽選を行うなどして混乱が生じないよう配慮するべきだったのでは。
バスの走行は「ワクワク学校」に参加できなかったファンたちにも楽しんでもらおうという意味で意義のある企画だったかもしれないが、バッジの配布に関しては“友達”をテーマにしたイベントの一環としては、結果的に後味の悪いものになってしまった。
こうした争奪戦が「ワクワク学校」で伝えたかった本意ではないと思われるだけに、残念な出来事に思えてしまいますし、結果的に「ワクワク学校」自体も綺麗事にみえてしまう。
思い出にしまっておけばよかった事を、最終的に物に落とし込んだ代償は大きかったのでは。
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