現在、日本テレビの夏のイベント「汐博2013」(東京・汐留の日テレプラザ)が開催中だが、今年は特別に嵐のコンサート「アラフェス2013」のグッズ販売も同時に行われているという。
だが会場では予想以上の“嵐人気”による特例措置が敷かれるなど、例年とは違った盛り上がりをみせているようで…?
日テレの夏恒例イベント「汐博2013」に、嵐ファンが殺到しているという。
嵐は今年、チャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系、8月24~25日)で通算4度目となるメインパーソナリティーを務めるため、同番組のブースも注目を集めているようだが、ファンのお目当てはそれだけではない。
実は今年はこの「汐博2013」で、嵐の夏の恒例行事となっている野外コンサート「アラフェス2013」(東京・国立競技場、9月21~22日)のグッズの先行販売も実施されているという。
「アラフェス」といえば昨年は2日間で14万人を動員したともいわれる人気コンサートで、今年もそんな同ライブのプラチナチケットをめぐり応募が殺到したようだ。
だが7月16日からスタートしたネットでのチケット申し込みでは回線が混み合い、受け付け開始から5日以上たってもまだつながりにくい状況だったとか(情報元:サイゾーウーマン)。
ようやく一週間が経過した頃には繋がりやすくなったとされるが、一歩間違えば(回線混雑のため)申込期限までにチケットの応募ができない可能性まであっただけに、ファンも運営側も冷や汗ものだったかも。
嵐人気の凄まじさを目の当たりにした出来事となったが、チケットの入手はおろか申し込みさえも一苦労とは本当に恐れ入る。
そんな一波乱があり、当日も大混雑が予想される「アラフェス」を前にして、さすがの運営側もいろいろと策を練ったのか、コンサートグッズは「アラフェス」の約2か月前から開催中の「汐博2013」内で先行販売する作戦に出たようだ。
(※どんなものが売っているのか)
だがこの「汐博2013」での「アラフェス2013」のグッズ販売(8月1~25日)も誰もが足を運べるわけではなく、7月10日~16日に「Johnny’s web」内で応募し、見事当選した方と同伴者1名のみが参加できるのだという。
グッズ購入も一筋縄ではいかないようだが、その「汐博2013」での購入現場では、いったいどんなことが起きていたのだろうか…?
(以下引用)
「時間ごとに入場者が区切られているものの、ショップ全体を囲むように多くのファンの人たちが待機していました。買い物を終えて驚いたのは、お店の横に郵便局の受付所が設置されていたこと。ゆうパックで荷物を送るために簡易的に作られたようですが、箱詰めするための作業場所まであって、『お店側も用意周到だな』なんて思ってしまいましたね(笑)。(後略)」(現地を訪れた嵐ファン)
(引用元:サイゾーウーマン)
ファンの待機っぷりにも驚きだが、ショップ横に「郵便局の受付所」が設置されていたというのもまた驚き。
グッズ購入者の中には、友人などに頼まれて複数購入された方もいたかもしれないですし、そうした持ちきれないほど買ってしまったファンに配慮して、その場で「ゆうパック」を送ることのできる臨時の「郵便局の受付所」を作ったと思われる。
運営側もそんな事態になることを想定して、この「臨時郵便局」を設置していたのだとすればこれまた恐れ入るが、実際のところは違っていたようで…?
(以下引用)
「(ゆうパックの受付は)初日は出していなかったんですが、近くの『汐留シティセンター郵便局』に結構な数のお客様が行かれて、郵便局が混んでしまったそうなんです。郵便局のほかのお客様との兼ね合いもあるので、主催者協議の上で『会場近くに出しましょう』ということになりました」
(引用元:サイゾーウーマン)
運営側もそこまで「ゆうパック」利用者が出ることを、予想していなかったようだ。
郵便局としても利用者の増加はありがたいはずだが、対応しきれないほどの客が郵便局に殺到すれば、大事なお客さんをお待たせしてしまいますし、臨時局の設置に踏み切るのが得策だと判断したようだ(今後も期間中は平日のみ対応予定とのこと。情報元:サイゾーウーマン)。
それにしても先行販売でもこれだけのお客さんが集まり、郵便局にも緊急対応してもらわざるを得ないとは、運営方法にミスがあるのか、それとも嵐人気が想定を超えているのか。
少なくとも先行販売が「汐博2013」でしか行われないということは、地方在住の方は東京にまで行かなければならないですし、時間的にも金銭的にも大変なのは間違いない。
せめて買えずに悲しい思いをする人を少なくするためにも、通販の導入などは検討しなかったのだろうか。通販ならこうした混雑も防ぎつつ、購入の利便性も挙がったと思うのだが。
もちろん今回の先行販売は「汐博2013」も一緒に楽しんでもらうことが目的の一つとしてあったでしょうし、「ここでしか買えない」というプレミア感を生んだことも確かだが、今後はそうした希少性を悪用してヤフオクなどで高値で売ろうと考える輩も出てくるはず。
また余計な混乱を生まなければいいのですが。
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