所属タレントの出演番組HPでさえも、写真掲載を認めていなかったジャニーズ事務所。
ところが最近、インターネット有料配信「NHKオンデマンド」にSMAPや嵐のメンバーが登場したことを皮切りに、インターネットにおける写真の掲載が見直されている。
ここにきてなぜ…?
(以下引用)
今年1月からスタートとしたドラマ『特上カバチ!!』(TBS系、櫻井翔主演)、『ヤマトナデシコ七変化』(同、亀梨和也、手越祐也、内博貴出演)、『左目探偵EYE』(日本テレビ系、山田涼介、横山裕出演)の公式HPを見ると、他のタレントと同様に写真が掲載。
また、NEWS・山下智久が主演している『コードブルー 2nd season』(フジテレビ系)に関しては、写真掲載だけでなく、オンデマンド配信もされている。
(引用元:サイゾーウーマン)
百聞は一見に如かずということで、みてみよう(↓)。
確かに、ジャニーズタレントの顔が画像処理無しで鮮明に写っている。
意外に思われる方もいるかもしれないが、これまでジャニーズ事務所は所属タレントの顔をネット上でひた隠しにしてきた。
なぜそのようなことをしてきたのか、また具体的にどのようなことをしていたのかを振り返ってみる。
(以下引用)
同社の公式ホームページには、タレントのプロフィール写真はない。ジャニタレが表紙となった雑誌についても、出版社のサイトには、その号だけ表紙が掲載されなかったり、人物部分が黒塗りされるなど不自然な処置が施されている。
(中略)個人のファンサイトにも、このルールは及んでいるようで、「昔からのファンの子は、写真をホームページに掲載してはいけないということをよく知っています。そればかりか、ファンが自警団的に、違反しているサイトに『削除してください』といったメールを出して注意します」(ジャニーズファン)
ネット上のジャニタレの画像や文章などの無断使用を監視する、専門の会社もある。アートバンクというジャニーズの子会社である。「同社ではスタッフがパソコンに張り付いて、個人・法人のものを問わず、無断でアップされているジャニーズの画像などを探し出し、見つけた際はメールで削除を要請します」(アートバンク関係者)
このメールには、「ジャニーズ事務所所属タレントの肖像権はジャニーズ事務所に帰属している」「パブリシティ権を侵害することは明白」などといったことが書かれている。
同社のいう「パブリシティ権」とは、「肖像権」に含まれる権利のひとつで、有名人の氏名や肖像などが持つ顧客吸引力などの経済的価値を保護する権利のこと。つまり、ジャニタレのファン吸引力を利用した許諾のない写真集やグッズの販売などは、パブリシティ権の侵害に当たるとされる。
肖像権にはパブリシティ権のほかに「人格権」もある。こちらは、有名人や一般人にかかわらず、本人の許可なく、その人の肖像をみだりに公開しないよう保護する権利をいう。
(引用元:日刊サイゾー)
実際の雑誌と、各出版社サイトを比較した画像がコチラでみられる(↓)。
→ 【画像】 実際の雑誌と各出版社サイトとの比較
(※情報元:日刊サイゾー)
要するに一度ネットに出てしまうと目的外使用を止められないため、事務所側が権利の保護を目的にネット上に流布されるタレントの“肖像”をコントロールしてきたようだ。
ところが、ここにきて徐々にその規制が緩くなっているようで…?
(以下引用)
「3月8日に、(所属レコード会社の)エイベックスが運営するV6の公式HPを見たら、トップページがフラッシュバージョンになっていたんです。
しかも、3月31日に発売されるアルバム『READY?』の3パターンのジャケ写が画面いっぱいの大きさで表示される、スタイリッシュな作りになっていて。
同じエイベックス所属の、今井翼クンのHPでも写真は小さいのですが同様のフラッシュになっていたので、もしかしたらV6も?と期待していたんですけど、ファンとしてはうれしい限りです!」(V6のファン)
(引用元:サイゾーウーマン)
「V6」の公式ページが以下でみられる。
フラッシュ仕様とはいえ、しっかり“顔出し”されている。
ちなみに今井翼(タッキー&翼)のページはコチラでみられる。
売上の伸び悩みなど様々な事情があるのかもしれないが、ファンにとってはありがたい話。
ドラマの公式HPについても、放送が一定期間のため権利が守られると事務所側が判断し、掲載を許諾したのかもしれない。
ファンにとっては今後も続けてほしい流れだろう。
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コメント
あのV6が苦戦。
音楽業界も厳しいのですねえ。