2009年9月21日の大相撲秋場所9日目、高見盛―阿覧の一番が反則相撲となり話題に。
高見盛は、阿覧のボクシングばりの突っ張りを28発も浴びながら前に出たが、土俵際ではたかれて転落。軍配は…?
(以下引用)
阿覧の張り手を28発も浴び、顔を引きつらせて耐え、最後はまげをつかまれて反則勝ち。エンターテインメントの要素すべてが凝縮された一番。「痛~い白星」に1万人を超す観衆から惜しみない声援、拍手が送られた。
「口の中が切れた。痛みはある。いまはテンションが上がっていないから大丈夫だけど、あとはどうなるか。オレはサンドバッグでも、機械でもない。オレは『M』じゃないッ!」
(引用元:サンケイスポーツ)
はたいた手が偶然相手のマゲに入ってしまうことはよくあるようだが、いずれにしても大相撲で相手のマゲをつかむ行為は反則とされている。
だが、高見盛は反則の件よりも張り手の方に腹が立ったようだ。
ある程度慣れていると思うが、やはり何発も入れられればいい気分はしないのだろう。
何はともあれ奇襲に動じず前に出て勝ったのだから、問題ない。
これからも高見盛らしい相撲で沸かせてほしい。
ちなみに、突っ張りをしのいだ名勝負としては、以下の横綱・貴乃花―大関・朝青龍(2002年秋場所)戦がある。
なんとか体勢を崩して勝とうとする新進気鋭の大関と、それを受けて立つ貫禄の横綱のガチの対決。
こういう相撲は見ていて気持ちがいい。
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コメント
解説の大御所は張り手をする力士に10年早いと言います。
でも、外人力士の若手には結構あります。
最近の相撲はスマートでなくなり残念です。
高見盛、かっくいいです