歌手でタレントの和田アキ子（67）が2017年10月3日付のインスタグラムで、自身が司会を務める情報バラエティ番組「アッコにおまかせ！」（TBS系、日曜11:45～12:54）の本番直前の舞台裏ムービーを公開している。
ネット上では「なんだよ、かっこいーな！」「プロ意識に驚き」「ますますアッコさん好きになりました 峰さんも」などと、驚きや絶賛の声が挙がっている。
※33年目に突入した日曜昼の長寿番組。貴重な“登場シーン”の裏側とは？
スタッフさんの「はい、5秒前でーす！4、3、2、1」のカウントダウンコールを厳しい表情で確認した後、ともにMCを務める俳優でタレントの峰竜太（65）と向き合って手を一度たたき一礼し、正面を向いた際には緊張感も漂う表情になりながらも、声を出し呼吸を整え、舞台へと出ていく貴重すぎる“アッコにおまかせ！本番直前ムービー”。
「33年目に入ったので、特別に登場シーンの舞台裏を動画で」というマネージャー撮影のレアムービーで、和田が「もう、何十年このルーティン」を繰り返しているとされる点からは、スタッフや峰らとの信頼関係をきちんと確認し合ったり、生放送という失敗できない仕事に向かううえで集中力を高めている様子が伝わってくる。
32年続く長寿番組でありながら、こんなにも真剣で緊張感を漂わせる姿からは、テレビで見せるそれとは異なり、一回一回が勝負であるとの思いが伝わってきますし、そんな熱気が長寿番組へと押し上げたようにも感じる。
また和田に続いて出ていく峰が、このムービー撮影に気付き、笑顔で手を振りながら出ていくシーンも微笑ましい限り。
インスタグラムでは「すごい！すごい！感動しました！」「親しき仲にも礼儀あり…ですね」「ほんの数秒でキリッと切り替わるアッコさんの表情がカッコ良かった」「パッと開く瞬間の笑顔が最高」などと、驚きや絶賛の声が出ていた。
そんな和田アキ子といえば、「星空の孤独」（1968年10月25日発売）でデビューし、「笑って許して」（1970年3月25日発売）や「あの鐘を鳴らすのはあなた」（1972年3月25日発売）などのヒット曲で知られるほか、「NHK紅白歌合戦」にはこれまで39回の出場（1970年～1978年および1986年～2015年。うち司会3回、トリ6回、大トリ1回）を果たしてきた大ベテランである。
タレントとしても、先述の情報バラエティ番組「アッコにおまかせ！」（TBS系、1985年10月～、生放送）やラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」（ニッポン放送、1990年4月～、土曜11:00～13:00）が、長寿番組として現在も人気を博している。
なお和田は2017年10月に“デビュー50周年イヤー”を迎えることもあってか、2017年6月29日にインスタグラムとFacebookを、2017年10月1日にはブログをそれぞれスタートさせるなど、新しい挑戦にも意欲をみせている。
また民放ドラマとして約26年ぶりの出演となった「小さな巨人」（TBS系、2017年4月期）では、悪役である学校法人・早明学園の理事長役を演じるアタックもみせた。
そんな和田は、テレビでは“芸能界のご意見番”の異名を取ったり、“芸能界のボス”的なキャラクターとして認知されているが、インスタグラムなどから伝わってくる様々な芸能人たちとの交流などからは、親しみやすそうな素顔や、番組に真摯に携わっている様子も垣間見える。
今後はデビュー50周年記念ツアー「AKIKO WADA 50th ANNIVERSARY THE LEGEND OF SOUL」（2017年10月25日～2018年7月13日予定）が開催予定となるなど、メモリアルな一年になりそう。
今回のムービーは大変貴重な一幕だと思いますし、長年のキャリアを積み重ねてなお緊張感を持って臨む和田の意外な素顔に今後も注目したいと思う。
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