TOKIOの冠バラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)が、「バラエティ平均視聴率年間ランキングTOP50」(「日経エンタテインメント!」2015年1月号」調べ)で平均視聴率18.4%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区)を獲得し、見事1位に輝いた。
ジャニーズタレントが出演するバラエティ番組では、他に「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)が9位(平均12.6%)と堅調ムードを示したが、嵐の冠番組「VS嵐」(フジテレビ系)は20位(平均12.0%)、「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)は38位(平均10.8%)と奮わなかったようで…?
「バラエティ平均視聴率年間ランキングTOP50」が、情報誌「日経エンタテインメント!」(2015年1月号)で発表された。
同ランキングは、2014年1月1日~11月16日に放送されたバラエティ番組、音楽番組、紀行番組の中で、レギュラー放送時刻が18時56分~23時台のものを対象に、ビデオリサーチ社の視聴率データ(関東地区)を同誌がランキング形式でまとめたものだが、今年1位を獲得したのが「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系、平均視聴率18.4%)だった(前年は3位)。
「ザ!鉄腕!DASH!!」は番組スタートから20年目に入ったが、その節目に絶頂期を迎えるのは前代未聞のようで、今年は20%超えが8回もあったという。
同番組は無人島開拓企画「DASH島」をはじめ、渚の再生に挑む「DASH海岸」、廃棄食材をリサイクルする料理旅「0円食堂」など、TOKIOのメンバーがガチンコでぶつかる企画が目白押しで、世代を問わず反響を呼んだものと思われる。
(※昔はこんな感じだったのですが)
そんな彼らの姿勢はネット上でも評判となり、「TOKIO力」(自給自足やサバイバルができる技能や精神力、情熱やリーダーシップなどの人徳など様々な能力を総合した力を意味する俗語。情報元:weblio辞書)なる言葉まで話題になったほど。
(※農業が見直される時代も後押し?)
TOKIOやスタッフらが団結し、コツコツと地道に良い番組作りを目指し、積み重ねてきたものが、時代の流れにも乗って高視聴率という形で実を結んだものと思われるが、同番組の凄さは他にもあるようで…?
(以下引用)
「日テレの日曜日は『DASH』からの流れで高視聴率が続いており、同ランキングでも2位は『DASH』の後番組『世界の果てまでイッテQ!』(平均視聴率18.3%)、3位は『行列のできる法律相談所』(平均16.5%)と、上位に位置しています。(後略)」(芸能ライター)
(引用元:サイゾーウーマン)
今年のバラエティ番組の年間視聴率で2位の紀行バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(平均18.3%)と、3位の法律バラエティ番組「行列のできる法律相談所」(平均16.5%)も同じく日曜日の日本テレビ系の番組で、「DASH」(19:00~19:58)の後に「イッテQ!」(19:58~20:54)、その後に「行列」(21:00~21:54)が放送されていることを考えれば、「イッテQ!」と「行列」は「DASH」の高視聴率の勢いをそのまま持ち込んでいる形にもみえ、日曜日の夜は日本テレビをつけっぱなしという方も多いのでは(ちなみに「行列」の後に放送されているトークバラエティ番組「おしゃれイズム」(日本テレビ系)も平均12.4%で15位に食い込んでいる)。
こうしてみてみると、「ザ!鉄腕!DASH!!」は日曜日の日本テレビ系の高視聴率の連鎖を生む“切り込み隊長”としての役割まで担っていることがうかがえる。
さらにTOKIOのメンバーがピンで出演中の番組も好調で、国分太一が「グルメチキンレースゴチになります!」(通称:ゴチバトル)のコーナーにレギュラー出演中のバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)も平均13.4%で7位に、山口達也がMCを務める情報バラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系)も平均12.1%で18位にランクインしており、個々の活躍も目立っている。
一方でジャニーズの“二大巨頭”といわれるSMAPと嵐の成績はどうなのだろうか。
まずSMAPは…?
(以下引用)
「(前略)9位には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)がランクイン。平均は12.6%とフジではトップの記録で、昨年の17位から大幅のランクアップに成功。『スマスマ』は直近の数字でも、12月8日に14.8%と民放1位を記録していました」(芸能ライター)
(引用元:サイゾーウーマン)
SMAPの冠番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系、通称・スマスマ)は平均12.6%の9位と堅調で、根強い人気ぶりを示したといえる。
「スマスマ」の直前に放送される“月9ドラマ”も近年は不振傾向だったが、今年は木村拓哉主演の「HERO」(2014年7月期、第2シリーズ)が平均視聴率21.3%のヒットを飛ばしたこともあり、後番組の「スマスマ」に好影響をもたらした可能性もある。
いずれにしても、月曜の夜は「月9」→「スマスマ」の流れを楽しみにしているファンも少なくないと思いますし、今やフジテレビのバラエティ番組の屋台骨を支える存在として機能している。
一方で、嵐の冠番組は意外にも苦戦しているようで…?
(以下引用)
一方、嵐の冠番組『VS嵐』(フジ系)は、平均12.0%で20位。昨年の17位からランクダウンしてしまった。また、昨年43位だった『嵐にしやがれ』(日テレ系)は10.8%で、38位に入り込んだ。
(引用元:サイゾーウーマン)
嵐といえばCDやDVDの売り上げや、コンサートの動員記録などでは圧倒的な強さを誇り、「NHK紅白歌合戦」でも5年連続で司会を務めるほどの知名度と人気があるはずだが、バラエティ番組の視聴率となると数字が伸びていない。
各メンバーのキャラがバラエティ番組では生かされないのか、あるいは企画があまり良くないのか、なんとも不思議な現象ではある。
逆にCDの売り上げなどでは滅多に話題にならないTOKIOが、バラエティ番組ではSMAPや嵐を圧倒しているところに何かテレビの本質が見え隠れする。
結果を求めず、人間らしく体を張りながら、良い番組作りを目指し続けているようにみえる「ザ!鉄腕!DASH!!」が強いのは、よくよく考えれば当然の結果なのかも。
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コメント
嵐苦戦ね~笑
国民的と奉り上げ続けたマスコミが視聴率とれずヘンなファンには張り付かれ大ブーメラン中vv
ハワイ接待に紅白にはモノだっけvvv
まだまだこれからも嵐上げしないとダメじゃん