女優・菅野美穂(37)が2015年8月13日に第一子となる男児を出産したが、その出産には夫で俳優の堺雅人(41)も立ち会っていたと、8月18日発売の「女性自身」が報じている。
堺は大河ドラマ「真田丸」(2016年スタート)のクランクインを同時期に控えていたが、「初産なので出産に立ち会いたい」との彼の懇願に、NHK側も快くスケジュールの相談に応じたようで…?
堺雅人と菅野美穂夫妻といえば、2013年3月22日付の「サンケイスポーツ」に熱愛を報じられた直後(2013年4月2日)に入籍を報告し、世間を驚かせた。
その後は、堺の主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系、2013年7月期)が記録的な大ヒットとなったり(最終話の平均視聴率は42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。平成以降1位の記録))、次クールの主演ドラマ「リーガルハイ」(フジテレビ系、2013年10月期)もヒットするなど、2人の結婚に花を添える出来事が続いたことも記憶に新しい。
2014年には「半沢直樹」の続編制作を待ち望む声もあったが実現には至らず、堺は俳優業としてはスペシャルドラマ「パンドラ~永遠の命~」(WOWOW、2014年4月27日)への出演程度に留めたほか、菅野とのデートが週刊誌などに数回キャッチされるなど仕事を多少セーブしてでも新婚生活を大切にしてきた一年だったようにもみえる(「半沢直樹」以降はCMもたくさん入っていましたし、多少の余裕はあったのかも)。
そうした中で堺は2014年6月18日に大河ドラマ「真田丸」(NHK、2016年、脚本・三谷幸喜)で主演を務めることが発表され、きっちりと次なる大仕事もつかんだ(堺が「真田丸」で演じるのは戦国時代の武将・真田信繁(真田幸村)で、自身の大河ドラマへの出演は「新選組!」(2004年、総長・山南敬助役)、「篤姫」(2008年、13代将軍・徳川家定役)に続く3度目。主演は初)。
(※満を持して大河の主演へ)
そんな堺の2015年は主演ドラマ「Dr.倫太郎」(2015年4月期)で幕を開け、2015年6月18日に行われた撮影打ち上げ(情報元:女性自身)以降は、2015年夏にもスタートする「真田丸」の撮影に向け、準備をしてきたものと思われる。
一方でプライベートでは「Dr.倫太郎」の放送期間中である2015年5月4日に菅野が第一子を妊娠していることが明らかになる嬉しい出来事もあった(夫妻がそれぞれの所属事務所を通じて報告)。
(※心機一転?)
堺も「Dr.倫太郎」の仕事を終えてから「真田丸」のクランクイン(例年の大河ドラマは8月中旬)までの約2か月間は「真田丸」の準備と併行して、菅野のマタニティライフをサポートしてきたものと思われる。
というのも菅野の出産予定は「今秋」とされていたため、出産時点で堺が「真田丸」の撮影に入っている可能性が高く、妻のそばにいてあげられることが困難なことを考えれば、サポートできる時間は限られているからだ。
ところが菅野の出産が予定より若干早まったのか、あるいは「今秋」はあくまでも事務所の発表だっただけに実は予定通りだったのかは不明だが、実際に菅野が出産したのは2015年8月13日だった。
例年の大河ドラマであれば、この時期にはすでに撮影に入っていることが多いが(ちなみに今年の「花燃ゆ」は2014年8月5日に撮影開始。情報元:オリコン)、堺はNHKサイドに異例の相談をしていたようで…?
(以下引用)
「菅野さんの妊娠発表があった今年5月、堺さんサイドから『クランクインを少しだけ遅らせてほしい』という相談があったそうです。通常、大河のクランクインはお盆前後。
しかし堺さんは『初産なので出産に立ち会いたい』と漏らし、それまでは気が気でないとのことでした」(NHK関係者)
(引用元:女性自身)
堺は立ち会い出産を希望しており、NHK側に「真田丸」のクランクインを遅らせてほしいと懇願したようだが、上記の通り菅野の妊娠が発表された5月の時点ですでに要望を出していたのだとすれば、菅野の8月出産は予定通りだった可能性もある(両事務所も菅野への負担が大きくならないよう、出産予定をあえて「今秋」と若干遅らせて発表していたのかも)。
そんな妻への献身的なサポートを願う堺に、NHKも快くスケジュールの相談に応じてくれたようで…?
(以下引用)
「1~2週間の“延期”であれば、特に支障もないですからね。NHKとしてもおめでたいことだからと、最大限の配慮を見せた。
制作発表会見が出産の話題で賑やかになってくれれば、局としても嬉しいですしね(笑)。そのため今年は例年より遅いクランクインとなったそうです」(前出・NHK関係者)
(引用元:女性自身)
堺は事務所のホームページ上で菅野の出産を報告しており(現在は削除)、病院の先生によると「随分スムーズなお産」だったようだが、「出産が、こんなにも痛みをともなうものだということを、今回あらためて妻におそわりました」「よく作品づくりが「産みの苦しみ」にたとえられますが、おなじようなことができるか、僕には全く自信がありません」と独特な言い回しでコメントしており、菅野の出産に大きな影響を受けたことをうかがわせていた。
そんなわけでクランクインは若干遅れるものの(公式ホームページによると2015年9月より制作に入るようです)、「真田丸」は主演俳優への祝福ムードの中での船出となりそう。
一年の長丁場の間には大変な苦労もあるかと思われますが、妻の“産みの苦しみ”を目の当たりにし、“パパ”となった堺には乗り越えられない波などないかも。
運命的なタイミングでの“嫡男”の誕生に、堺も撮影前から武者震いをされているのでは。
末尾で恐縮ですが、お子さまのご誕生、おめでとうございます。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。以下もどうぞ☕