女優・尾野真千子(34)がオリジナルドラマ「フジコ」(2015年11月13日から映像配信サービス「Hulu」または「J:COM」で全6話を一挙放送中)における拘置所の面会室でのシーンに“完全すっぴん”で臨んでいることが明らかになった。
ネット上では「プロ根性ですね」「美人売りにしてないからそこまで驚かない」「フジコを観始めたんだけど、スッピンが綺麗過ぎてドキドキしてしまう」などと、賞賛や期待の声が挙がっている。
尾野は11月12日に行われた同ドラマの完成披露舞台あいさつで、拘置所の面会室でのシーンについて「実はノーメイクなんです。よくあるすっぴん風じゃないですよ」と明かしたほか、「本当のノーメイクを貫こうと思って。心残りなのは、年齢を重ねていくのでちょっと老けなければならなかったのが、よくも悪くも若く見えてしまっている」と会場を沸かせていた(情報元:オリコン)。
(※情報元:オリコン。右が尾野、左は共演の谷村美月)
薄暗い一室であるうえに横からの一枚なだけに若干分かりづらいが、窓の光に照らされる尾野の素顔からナチュラルな様子が伝わってくる“ガチすっぴんショット”。
尾野は同作で“殺人鬼”を演じているため、鋭い目つきも印象的な一枚。
Yahoo!ニュースのコメント欄では「なかなかスッピンで殺人鬼役ってスゴい」「存在感があるので、そういう犯人役とかは説得力が出ていいと思う」「この人、根性の人って感じ。いい意味で」「怖いが見てみたい」などと、賞賛や期待の声が出ていた。
そんな尾野真千子の主演ドラマ「フジコ」は、“イヤミス”(イヤな気分になるミステリー)の代表作家といわれる真梨幸子の小説「殺人鬼フジコの衝動」が原作で、同作が50万部を超えるベストセラーであるにもかかわらず、その恐怖感や衝撃度の大きさのあまり映像化は困難とされてきた。
今回その聖域に足を踏み入れ、映像配信サービス「Hulu」や「J:COM」(いずれも有料)でのドラマ化に成功したものの、その背景には地上波での放送はやはり難しいと思われるフシが見え隠れするだけに、原作を読まれた方や、ある種の覚悟をお持ちの方でなければ視聴は難しい可能性もある。
尾野はそんな同作だけに当初はオファーを断ろうと思ったほか、彼女演じるフジコという女性については「最後まで共感は一切できませんでした」(情報元:Narinari.com)と語ったほど。
それだけに撮影中は公私のオンオフの切り替えが難しかったと思われますし、“ガチすっぴん”で臨んだシーンも“殺人鬼”のリアリティを追求したアタックだったといえる。
尾野真千子は現在、ドラマ「おかしの家」(TBS系、2015年10月期)で、東京下町の駄菓子屋「さくらや」を切り盛りする主人公・桜井太郎(オダギリジョー)の初恋相手でシングルマザーの木村礼子役を素朴に演じており、「フジコ」とはまさに対照的な役柄といえる。
尾野は主演だけでなく、脇役でも作品に良い味付けをしてくれる本格派女優への道を突き進んでいる印象で、役柄や役作りによるイメージや好感度のアップダウンなど一切気にしていないようにみえる姿勢には好感が持てる。
2015年も多数の作品に出演してきた尾野だが、2016年もすでに映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(2016年2月6日公開予定、主演・長瀬智也)や、映画「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016年3月12日公開予定、主演・岡田准一)、映画「後妻業」(2016年公開予定、主演・大竹しのぶ)への出演を控えるなど、引っ張りだこの状態だ。
プライベートでも2015年7月にEXILEらの所属事務所・LDHの専務を務める一般男性と結婚していたことが明らかになるなどお幸せなようで、今後も公私の充実により、さらに幅の広がることが期待される彼女の演技に注目したいと思う。
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コメント
カーネーション不倫の人だね。ほっしゃんの子供まで利用して周りに祝福させといて、飽きたらあっさり捨てた。あんな写真撮られてるのに男女の関係なかったアピールしてると思ったらザイル系の人と結婚。品もないし演技もワンパターン。この人の良さが分からない。