SKE48研究生の松村香織(25)が、2015年2月2日公開のネット配信番組「BBQ松村香織の今夜も1コメダ#362」で同グループの初任給を明かした。
松村によると、彼女が2009年にSKE48のオーディションに合格した後の約半年間は試用期間として“給料なし”だったといい、アンダー(代役)として劇場公演に出るようになってからも手取りは3万6,000円しかもらえていなかったようで…?
SKE48の“かおたん”こと松村香織といえば、2009年11月に「SKE48第三期メンバーオーディション」に合格した後も、地道に同グループの研究生として活動を続けている。
というのも、彼女は2013年4月に“SKE48終身名誉研究生”に就任し、事実上昇格することがない立場となっており、2014年2月には“AKB48グループ研究生会会長”に就任するなど、“研究生”としてできることを追究するべく異色のポジションについているのだ。
AKB48グループといえば、まずオーディションに合格した者が「研究生」として活動を始め、ダンスや歌のレッスンを受けたり、各チーム公演のバックダンサーを務めたり、正規メンバーが休演する場合にアンダー(代役)として公演に出演したり、時には研究生だけの公演も行ったりしながら正規メンバーを目指していくことになる。
だが松村はあえて正規メンバーへの道は進まず、決して短くはない研究生期間で学んできた経験を生かしつつ、彼女にしかできないことをしようとしている。
研究生の中には正規メンバーにすんなり上がるメンバーもいれば、数年かかっても上がれないメンバーもいるはずだが、スポットライトの当たらないメンバーが抱える挫折感や失望感を誰よりもわかっているのが彼女なのでしょうし、多くの研究生の支えや励みになる存在として適任とみなされたのかも。
そんな松村のほんわかとした雰囲気や、飾らない姿勢はファンからも支持されており、毎年恒例の「AKB48選抜総選挙」では2012年が34位(ネクストガールズ入り)、2013年が24位(アンダーガールズ入り)、2014年が17位(アンダーガールズ入り)と研究生にもかかわらず着実に順位を上げており、2013年にはインディーズレーベルながら「マツムラブ!」でソロデビューも果たしている。
(※素朴で真っ直ぐなところが彼女の魅力?)
また松村はGoogle+上で定期的に「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」と題した動画をアップしており、SKE48に関する情報や研究生として日々感じたことなどをざっくばらんに吐露している。
彼女はもはやSKE48の広報担当なのではと思わせるほどの気持ちの入った話しぶりも魅力たっぷりの動画だが、第362回となった2月2日放送分ではSKE48に加入した当初の切実な内情を明かしたようで…?
(以下引用)
2009年、オーディションに合格し、SKE48入りを果たしたものの、そこから半年の試用期間は、給料を「もらってなかった」という松村。
翌年5月にアンダーとして劇場公演に出るようになってからは、月給4万円から税金を差し引いた“手取り3万6,000円”を受け取っていたという。
(引用元:日刊サイゾー)
松村は今回の動画で、ゲストの元SKE48・出口陽(26、2014年4月にSKE48を卒業し、現在はソロ活動中)とともにSKE48に加入した当時の“極貧トーク”を展開した。
松村によると「3年目くらいまで、ほんとやばかった」そうで、「貯金崩してたもん。メイド(喫茶でバイト)の時の。あの時のほうが、全然もらってる」と振り返り、出口も「あの時、カラムーチョ生活しとったもん。ほんとお金なくて」と毎食カラムーチョを食べて過ごしていたことを赤裸々に明かした。
オーディションという狭き門を突破しても、「研究生」としての数か月間はいわばバイトの試用期間のようなもので、その理屈もわからないでもないが、“給料なし”はさすがに厳しいように思われる。
以前と現在ではまた待遇も見直されているのかもしれないが、半年経っても手取りで3万6,000円だったのだとすれば生活すらも難しいはず。
現在の松村は「3万6,000円よりは、少し豊かになった」とのことだが、当時は生活をしていくために他のバイトと掛け持ちをすることもできない状態だったようで…?
(以下引用)
「(前略)AKB48グループは“バイト禁止”であるため、メンバーは運営からの給料だけで生活しなければならない。その額はメンバーの所属事務所にもよりますが、松村のように運営母体であるAKSに所属しっぱなしだと、なかなか給料も上がりづらい。
しかし、松村といえば、昨年の『AKB48シングル選抜総選挙』では17位と、選抜入り目前。いまだにブランドバッグが買えないとは、運営もケチですね」(芸能ライター)
(引用元:日刊サイゾー)
SKE48のメンバーの大半は、AKB48グループの運営管理会社であるAKSに所属している。
売れっ子メンバーにもなるとマネージメントや露出展開を強化するため他の事務所へ移籍するケースもみられるが、単体個人でよほど目に留まる逸材でない限り移籍はそう容易いことではないものと思われる。
AKSはグループを束ねる機能も含めた大所帯なだけに、全メンバーへの待遇を手厚くするのは困難かもしれないが、とはいえせめて必要最低限の生活だけは補償してほしいもの。
せめてAKSが関与するグループ関連のカフェなどできちんとしたバイトをできるようにするなど、受け皿はあってもよさそうなものですが。
松村は現在、メンバーの卒業が相次ぐSKE48にファンがついてきてくれるよう縁の下で必死に支えながらも、自身は「AKB48選抜総選挙」というグループ全体の一大イベントでの選抜入り(16位以内。選挙直後にリリースされるAKB48のシングルに参加できる)はまだ諦めていないと思われる。
彼女が昨年(17位で惜しくも選抜入りを逃す)の壁を乗り越えた時、はたして彼女の前にはどんな光景が広がるのか、いつかまた「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」で伝えてくれる日が来ることに期待したいと思う。
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(※今回の詳しいトーク内容はコチラで。動画は一番下の方にあります)
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