女優・吉瀬美智子(37)が映画「草原の椅子」のパキスタンロケで、死者が22名も出た銃撃戦に巻き込まれそうになったという。
その日はクランクアップの日だったそうだが、帰りの飛行機は7時間も出発が遅れたそうで…?
来春公開予定の映画「草原の椅子」は宮本輝の同名小説を「八日目の蝉」の成島出監督が映画化したもので、国内ロケを7月31日に終えた後、8月3日に日本を出国しパキスタンロケを行っていた(情報元:映画.com)。
だが行きの飛行機が飛ばず、バスで約30時間かけて移動することになったり、街中のバザールでの撮影では人の集まるところに女性がいること自体が珍しかったため、吉瀬に近づきジロジロと見てくる男性が続出したのだとか(情報元:シネマトゥデイ、映画.com)。
それでも8月16日にはようやくクランクアップを迎えたが、その日、撮影現場に近い町ではイスラム教宗派間による銃撃戦が起き、22名の死者まで出たらしい。
吉瀬ら一行は、無事帰国することができたのだろうか…?
(以下引用)
「(前略)帰りの飛行機まで時間があったので、みんなでお酒を飲んでいると『空港に向かう道が封鎖されていて帰ることができない』と連絡が入ったんです。
スタッフが大使館に問い合わせると『数名が銃撃され死亡した。いつでも出発できるようにしておいてほしい』と言われました。(後略)」
本来19時ごろには出発する予定だったが、結局、出発できたのは深夜2時ごろ。
(引用元:女性自身。東映・天野和人プロデューサーの談話)
帰りの飛行機は予定より約7時間遅れたようだが、なんとか無事帰国することができたようだ。
吉瀬の8月24日付のブログには「土砂崩れで道が閉鎖されてたり、 道路を塞ぐほどのケンカで足止めを食らったり、タイヤがパンクしたり、佐藤さんと西村さんの大事なラストシーンでは日本ではまずないようなアザン(お祈り)が始まり NG 連発など …今となっては 笑い話ですが、無事に帰国出来て 本当に良かったです」とあり、ホッとした様子が伝わってくるとともに、ほかにも様々なトラブルに見舞われていたことがうかがえる。
撮影最終日には、NGが重なりテイク15を数えたとも報じられているが(情報元:映画.com)、これが上記の「アザン(お祈り)」によるNGだったのかも。
何はともあれ、無事に帰国できてよかった。
パキスタン・フンザは世界最後の桃源郷ともいわれるそうで、雄大な自然が映える映像も見所の一つとなりそう。
「草原の椅子」の公開は来年2月予定とのことで、気になる方はチェックされてみては。
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