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いとうまい子の公式サイトがダサすぎて素晴らしい?20年前に独自ドメイン取得の戦略家

タレントで女優のいとうまい子(49)が、2014年1月26日放送のバラエティ番組「有吉反省会」(日本テレビ系)にゲスト出演した際、自身初の大胆なビキニ姿を披露して話題になっている。

いとうが同番組でそんな“禊(みそぎ)”をするハメになったのは、彼女が昨今普及している“アイドル商法”を10年も前から実践していたと明かしたことがきっかけのようだ。

いとうがそんな先見の明(?)の持ち主であることは、彼女の公式ホームページからもうかがえるようで…?

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いとうまい子といえば、1982年に“ミスマガジンコンテスト”の初代グランプリを受賞したことをきっかけに歌手デビューし(当時の芸名は“伊藤麻衣子”)、主演ドラマ「不良少女とよばれて」(TBS系、1984年)で女優としても大ブレイクしたことで知られる。

現在は早稲田大学に通う傍ら(かたわら)、地元(愛知県)を中心に放送中のワイド情報番組「スイッチ!」(東海テレビ)の火曜レギュラーを務めたり、単発でドラマやバラエティ番組などに出演するなど幅広い活躍を続けている。

そんないとうが1月26日放送のバラエティ番組「有吉反省会」(日本テレビ系)に“反省人”としてゲスト出演し、49歳にしてこっそりと“アイドル商法”をやっていることを明かした。

ちなみに“アイドル商法”とは、アイドルがグッズを販売する際、例えば2個買えば“握手ができる”、3個買えば“一緒に写真撮影ができる”などと、買えば買うほどお目当てのアイドルと触れ合うことのできる販売方法だ。

同番組がいとうのホームページを調べると、彼女のオリジナルカレンダーが販売されており、その購入方法として「ご購入いただいた数に応じて特典があります」との説明があり、49歳にして“アイドル商法”をやっていることがわかった。

その気になる内容は、2個買えば「夏になると“暑中見舞い”が届く」、3個買えば左記に加えて「カレンダーがサイン入り」となり、4個以上買えば左記に加えて「送料無料」になるというもので、これまで2,000部ほど売り上げていたとか(値段は1,500円)。

ただ“アイドル商法”といっても、いとうも“アラフィフ”だけに逆に微笑ましくもあり、実際にカレンダーに使用されている写真は普通のサラリーマンである旦那さんが撮ったものであるうえに、綺麗で若々しい水着ショットもあり、司会の有吉弘行らからは絶賛の声が飛んでいた。

そんないとうだが“アイドル商法”には自負があるようで、自身は約10年前からやっており、昨今のアイドルたちよりも前に始めたのだという。

それでもコーナーの最後には“禊(みそぎ)”として「キワどいビキニでグラビア撮影」をするハメになった。

いとうは嫌がりながらも渋々と引き受け、旦那さんと一緒にハワイに向かい、現地でビキニを購入して撮影を行った。

番組ではその写真の一部も紹介されたが、いとうもちゃっかりしたもので、そのビキニ写真はカレンダーを5部以上購入してくれた方への特典にするのだとか。

26日の「有吉反省会」より。 本人曰く「修正してない」そうです。撮影は旦那さん 49歳とは思えないくらい可愛い!とびっくりしました

早速そんないとうのホームページをのぞいてみると(2014年2月6日現在)、確かに2014年4月始まりのカレンダーが販売されるとの告知があり、これを5部以上購入すると先述の特典写真がついてきて、9部購入すれば5種類あるビキニ写真をすべてコンプリートできるという。

49歳にしてこの発想にはぐうの音も出ないが、なかなかどうしてこのカレンダー以上に、いとうの公式サイトそのものもいろいろとスゴいようで…?

(以下引用)

しかしこのサイト、見ての通り、トップページにデカデカと表示されるビキニ写真にかけられたモザイクが一層怪しさを醸し出しており、サイトデザインも二昔ほど前の雰囲気で、これが一流芸能人の公式サイトかと信じがたくなるものだ。

(引用元:TOCANA)

実際にいとうのホームページをみてみよう。

「有吉反省会」を観た人にはわかるかもしれないが、何も知らない人が突然訪れたらビックリしてしまいそうなほどの、モザイク付きのビキニ写真がトップページを占拠している。

もちろんこれはカレンダー購入用の告知なのだが、お世辞にも芸能人のホームページという印象を与えないほど、いとうのページは怪しげで手作り感が満載な印象も受ける。

それもそのはずで…?

(以下引用)

この公式サイトは95年、いとうまい子自身によって制作された。彼女はIT関連に詳しく、一時期「日経PCビギナーズ」にて連載を持っていたほどなのだ。

(引用元:TOCANA)

いとうは女優としては珍しく、IT分野にいち早く興味を示した異色の経歴の持ち主でもある。

実際にそうした知識を生かし、教養番組「趣味悠々」(NHK)の「中高年のためのパソコン講座 もっと楽しめる! パソコンライフ」(2006年8~10月放送)では進行役を務めたり、初心者向けのパソコン雑誌「日経PCビギナーズ」(2013年10月号をもって休刊)では「いとうまい子のデジタル好奇心!」の連載(2009年11月号~2013年10月号)を持っていたほど。

パソコンやデジタル製品は、じっくり使ってみて初めてわかることがたくさんありますよね。この連載では、「パソコンが趣味」という、いとうまい子さんが、気になる製品を実際に使ってみて、実感したことをお伝えします!

(※バックナンバーはコチラで読めます)

また、いとうのホームページも自作のようで、「mai.co.jp」のドメインは1995年の5月29日に取得されている。

当時の時点ですでに会社名義(coは会社を表す)でドメインを取得していたことにも驚きですし、当時だったからこそ「mai」というシンプルな文字列を取得できたとも推察できる。

だが同サイトが非常にシンプルな作りであるため、本当にいとうの公式サイトなのかを疑う声も少なくないようで、「よくある質問」のページにはこんなQ&Aもあるようで…?

(以下引用)

この質問ページを見ると、作りの古さからか本当に公式ページなのか疑う人が多数いるらしく「本当のいとうまい子さんですか?」という質問に、御丁寧に、「はい。本物のいとうまい子です」との回答が。

さらに「このページは本当にいとうまい子さんがやっているのですか?」との問いには、「はい。本当に私がやっています。所属事務所が宣伝のためにやってくれてる、なんてことはありません。もしもそうだったら、もうすこしカッコいいページになってるはずですよね。もちろん、『私だけで』やっているかと言ったらそうじゃありません」と。

(引用元:TOCANA)

いとうは同サイトが公式ホームページであることや、いとう自身が運営に携わっていることを丁寧に説明して、閲覧者にわかってもらう工夫をしている。

先述のカレンダーもそうだが(写真は夫が撮影)、何事もなるべく頼らずに手作りでやるのが彼女流の美学なのかも。

実際、ちょっぴり怪しげに見えるいとうの公式サイトも悪いことばかりではないようで…?

(以下引用)

しかし、一見古いデザインに見えるホームページであるが、「逆にシンプルな所が良い」「Flashだの中身のない癖にかっこつけている奴は見習うべし」と意外と好印象な意見もある。内容はさておき、もしかしたら、長年培ったIT経験から編み出した戦略なのかもしれないとすら思えてくる。

(引用元:TOCANA

手作り感満載の公式サイトを持つことで知られる芸能人には、他に俳優・阿部寛がいるが(所属事務所から許可を得たファンが公式サイトを作っている。情報元:ウィキペディア)、どちらもシンプルで見やすい王道のホームページといえる。

奇しくも二人とも1964年生まれだが、当管理人もぜひお二方のサイトを参考にできるだけシンプルで見やすいサイト作りに励みたいと思う。

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