タレント・辺見えみり(39)が、自身のプロデュースするセレクトショップ「Plage(プラージュ)」を急成長させており、2016年4月下旬にも6店舗に拡大させる予定だと、4月5日発売の「週刊女性」が報じている。
「Plage」はモデル・梨花(42)のプロデュースするセレクトショップ「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」(東京・代官山)のほぼ真向かいに2013年に1号店を出店し、苦戦を強いられた時期もあったらしいが、今では“追いつき追い越せ”の勢いのようで…?
辺見えみりといえば父が俳優で歌手の西郷輝彦(69)、母が歌手の辺見マリ(65)として知られており、これまで女優やタレントとして活動してきた。
現在は情報バラエティ番組「PON!」(日本テレビ系)で火曜レギュラーを務めるほか、プライベートでは2011年3月に俳優・松田賢二(44)と再婚し(2006年1月に木村祐一(53)と結婚したが、2008年4月に離婚)、2013年6月に第一子となる長女(2)が誕生するなど、公私ともに順調と思われる。
そんな辺見は2013年3月に自身がプロデュースするセレクトショップ「Plage(プラージュ)」を東京・代官山に出店するなど、実業家としての顔も持つ。
だが代官山はアパレルブランドの激戦区ともいえるオシャレな街として知られているだけでなく、奇しくも「Plage」のほぼ向かいには2012年4月にオープンし、現在でも大盛況となっているモデル・梨花のプロデュースするセレクトショップ「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」が店を構えるなど、厳しい経営も予想された。
梨花の「MAISON DE REEFUR」はそのセンスの良さもさることながら、彼女自身の心境や考え方の変化に伴い、提案スタイルを臨機応変に見直し、オープン以来これまでに数回ものリニューアルを行うなど、常に自分らしさと向き合った店舗作りが最大の魅力だと思われ、まさにいまの“梨花”の思いを体現したショップになっていることがファンのハートを掴んでいるものと思われますし、現在はカフェも併設するなど飽きさせない工夫も経営が軌道に乗っている要因の一つなのかも。
(※今や“代官山の顔”としての存在感を誇る“梨花ショップ”)
一方、辺見の「Plage」もオープン当初は梨花の店舗に引けを取らない盛況ぶりだったようだが、一時は失速感もささやかれるなど経営悪化が懸念された。
だが近年は、彼女も自身のポリシーを打ち出した店舗展開で巻き返しているようで、ブログで「Plage」のブランドを使用したコーディネートを披露したり、実際に店舗に足を運びお客さんと交流することも頻繁にあるようで…?
(以下引用)
「洋服だけでなく陶器も扱っているんですが、普通なら包装に紙を利用しますが、わざわざ風呂敷で包みバッグに入れて提供するんです。
こまやかでおしゃれなサービスが、“また来たい”と思わせて、常連客が増えているようです」(前出・スタイリスト)
(引用元:週刊女性PRIME)
辺見も代官山のイメージを損なわないオシャレで思いやりのあるサービスを見出しながら、地道な企業努力を続けていた。
実際、目に見える形で業績は伸びていったものと思われ、彼女は「Plage」の多店舗展開にも着手している。
「Plage」は「代官山店」(東京)に続き、「名古屋ラシック店」(愛知)、「ルミネ有楽町店」(東京)、「博多AMU店」(福岡)を次々とオープンさせ、2015年3月25日には同日開業した働く女性などをターゲットにした複合商業施設「NEWoMan」(「ブルーボトルコーヒー」なども入店)内に「NEWoMan 新宿店」(東京)もオープンさせたばかり。
さらに4月下旬には6店舗目となる「大阪店」(詳細未定)もオープンさせる予定で、その出店攻勢をみても「Plage」が全国的に幅広く認知されたことを裏付ける。
だがこれほどのスピード出店には、さすがの辺見の所属事務所も驚きを隠せないようで…?
(以下引用)
「ここまで(規模が大きくなることが)早いとは思いませんでしたが、本人もファンの声を大事にしていて、“大阪にも”との期待に応えました」
(引用元:週刊女性PRIME。辺見の所属事務所の談話)
梨花の「MAISON DE REEFUR」はオープンから4年が経過し、すでに“代官山の顔”としてその街に根付いていると思われ、彼女が一店舗にこだわった経営ビジョンを掲げていると思われる反面で、辺見の「Plage」は代官山店で培った上質なサービスを生かし、ファンの声に応える形で他店舗展開に踏みきり、多くの場所で商品を実際に手に取ってもらうことを打ち出した点でうまく差別化できたのかも。
辺見は2016年3月18日にスタイルブック「EMIRI Coordinate Sample -Spring-Summer/182styles-」も上梓したばかりで、同書のために撮り下ろした3月から8月までの時期に見合った182枚のコーディネートを披露している。
必ずしも「Plage」の洋服だけでなく、様々なシーンに応じて多くのブランドを使い分けた具体的な提案が好評のようで、Amazonの「ファッション」カテゴリーでは1位を獲得したこともあった。
また、Amazonのコメント欄では「182体というリアルコーディネートがかなり見応えありの本。芸能人の方の本はサラッと見終わることが多い中、この本は見ていて楽しいし、おしゃれをしたくなりました」「ちょっとお出かけやお買い物、ちょっと遊びに、と言うファッションが中心で、全くかしこまってなくて良いです。誰もが1つは持っていそうなものを上手くコーデしていて、とても参考になります」「お世辞抜きに、沢山のコーディネートがのってて参考になります。おしゃれの教科書みたい。肩に力が入りすぎないデイリーコーデ満載で、重宝します!!」などと実用的で具体性のある内容に満足の意見が多い。
芸能人といえども名義貸しの商売では簡単に成功できない時代だが、大盛況を続ける梨花のショップに胸を借りながらも成長した辺見のショップの展開ぶりの陰には、彼女自身がファッションやお店の経営について信念を持ちよく研究し、独自の経営方針をしっかりと固められたことがあるように思う。
今後も梨花と辺見のブランドが切磋琢磨し合い、それぞれが持ち味を発揮し続けることで、代官山により一層の賑わいをもたらすかも…?
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