歌手・きゃりーぱみゅぱみゅ(23)が最近インスタグラムに“水着写真”や、タレント・ベッキー(32)との不倫騒動が話題となった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)らと一緒に写った写真をそれぞれ投稿するなど、“話題作り”のような内容が増えているという。
きゃりーは2016年5月25日に初のベストアルバム「KPP BEST」をリリースしたが、オリコン週間CDアルバムランキング(6月6日付)では初登場2位で推定売上は約5万2000枚に留まり、今は必死にテコ入れをしているようにもみえるようで…?
きゃりーぱみゅぱみゅがヒット曲「にんじゃりばんばん」や「ファッションモンスター」、「つけまつける」などを収録した初のベストアルバム「KPP BEST」を2016年5月25日に満を持してリリースしたが、オリコン週間CDアルバムランキング(6月6日付)では初登場2位で推定売上は約5万2000枚に留まった。
なお、この週の1位は乃木坂46の2枚目のオリジナルアルバム「それぞれの椅子」で推定売上は約27万5000枚と、きゃりーの売り上げを5倍以上も上回った。
乃木坂46は今や本家・AKB48を凌ぐ勢いで人気が急上昇しているとはいえ、きゃりーサイドからすればベストアルバムがこれだけの大敗を喫するとは想定外だった可能性もある。
きゃりーは「KPP BEST」の発売前後に「ミュージックステーション」(テレビ朝日系、5月20日、27日に2週連続出演)や「Love music」(フジテレビ系、5月27日)、「COUNT DOWN TV」(TBS系、5月29日)などの音楽番組のほか、バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系、5月26日)や情報番組「王様のブランチ」(TBS系、5月28日)にも出演するなど、宣伝も兼ねた露出も少なくなかっただけに意外な結果だ。
さらに今年のきゃりーはメジャーデビューから5周年の節目で、現在は自身3度目となるワールドツアー「KPP 5iVE YEARS MONSTER WORLD TOUR 2016」(2016年5月13日:シンガポール、6月24日:オーストラリア・シドニー、6月25日:オーストラリア・メルボルン、7月8日:イギリス・ロンドン、7月22日:アメリカ・サンフランシスコ、8月6日:台湾・台北、8月19日~20日:日本・日本武道館)を開催中であることも踏まえれば、ますます寂しい数字にも映る。
なお「KPP BEST」は発売2週目となるオリコン週間CDアルバムランキング(6月13日付)でも、4位(推定売上は約1万800枚)へと順位を落とした(乃木坂46の「それぞれの椅子」は3位で、推定売上は約1万5000枚)。
きゃりーの場合はビジュアルやパフォーマンスも含めたキャラクターが支持されている側面もあるので、もともとCDとの相性はそれほどよくないとも考えられるが、さすがにベスト盤の売れ行きが目標を大きく下回る推移なのだとすれば焦りが出るのも無理はない。
というのも、きゃりーの最近のインスタグラムには音楽活動の内容とはあまり関係のない写真が並んでいるようで…?
(以下引用)
その最たる例が、ベッキー不倫騒動で“時の人”となった「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(27)との同席写真。騒動後にもかかわらず、パーティーや食事会で一緒にいる写真をアップするため、一部メディアから「目に余る炎上商法」と報じられたばかり。
人気上昇中の「でんぱ組.inc」最上もがと焼肉を楽しむ写真など、一緒に写った相手の話題性にあやかろうとしているかのような投稿も目立つ。
(引用元:日刊ゲンダイ)
きゃりーは最近のインスタグラムに、話題の人物と一緒に写った写真を掲載することが少なくない。
5月26日付ではアメリカの若手俳優マット・ベネット(25)とのツーショット写真を掲載し、ネット上で「このイケメン誰?」と話題になったほか、6月6日付では川谷絵音をはじめとした「ゲスの極み乙女。」のメンバーや岡村靖幸(50)らとの“会食写真”を、6月7日付では最上もが(年齢非公開)との“焼肉ツーショット写真”も披露し、反響を呼んだ。
さらに6月6日付では「ポーチ変えた」とのコメントとともに元男闘呼組・岡本健一(47)の写真が縫いつけられたポーチの写真を掲載したり、6月10日付では水着姿で旅先の海辺のような場所で泳ぐ姿も披露した(友人らしき女性との水着ツーショット写真も掲載していたが、現在は削除)。
また6月9日付のツイッターでは「髪切った」とのコメントとともに髪をバッサリと切り“ショートボブ”にイメチェンした写真も公開していた。
芸能人であればSNSに他のアーティストとの交流ぶりやプライベートショットを掲載することは特別不自然でもないが、写真の内容や掲載のタイミング等も考えると話題作りを狙っているかのような印象も与える。
彼女が仮にそこまでして注目度を上げたいのだとすれば、やはりベストアルバムの売り上げ低迷が起因しているのだろうか…?
(以下引用)
「きゃりーは5月の最終週に初のベストアルバムを発売しましたが、全盛期と比べると売り上げ枚数に勢いがありません。
3年前に出したオリジナルアルバムが初週は約13万枚売れたのに対し、今回のアルバムは初ベストでありながら約5万枚。SNSを通じて必死にテコ入れをしているように見えます」(芸能ライター)
(引用元:日刊ゲンダイ)
きゃりーはこれまでオリジナルアルバムを3枚リリースしているが、初週の推定売上枚数と推定累計売上枚数は以下の通りとなっている(情報元:2ちゃんねる。正しい情報とは限りません)。
- 「ぱみゅぱみゅレボリューション」(2012年5月23日発売、初週71,179枚、累計163,362枚)
- 「なんだこれくしょん」(2013年6月26日発売、初週126,074枚、累計268,347枚)
- 「ピカピカふぁんたじん」(2014年7月9日発売、初週47,695枚、累計73,562枚)
こうしてみると2枚目のオリジナルアルバム「なんだこれくしょん」が初週で約13万枚を売り上げ、累計でも約27万枚のヒットとなったが、3枚目の「ピカピカふぁんたじん」では大きく売り上げを落とし初週は約4万7000枚となっている。
今回の「KPP BEST」も初週が約5万2000枚なので前作と出だしの値としてはそれほど変わらないほか、ベストアルバムが2枚目のオリジナルアルバムより大きく売り上げを落としていることを考えると、きゃりーぱみゅぱみゅの歌手としての人気が問われる事案と言えるのかも(「NHK紅白歌合戦」も2012年から3年連続出場したが、2015年は選出されていない)。
きゃりーは現在、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪)で開催中の「ユニバーサル・クールジャパン 2016」(2016年1月15日~6月26日)における特命大使を務めており、アーティスト初となるアトラクション「きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド」が登場するなど彼女の個性を打ち出した企画も進行しているが、そもそも彼女自身が何をやりたいのかが明確にみえてこなければキャラクター性重視の活動に陥り、ブームが過ぎれば取り残される懸念も残る。
歌手としてのブームは一段落した感もある彼女の今後の展開が注目される。
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