女優・倉科カナ(28)が映画「珍遊記」(2016年2月27日公開予定)で演じる僧侶・玄奘(げんじょう)の“丸刈り姿”が公開された。
ネット上では「おぉー女優魂ですね」「いいじゃないの、迫力あって雰囲気出てて」「やばい…倉科カナの普通の顔が思い出せなくなった」などと、絶賛や驚きの声が挙がっている。
目の色も変わるほどの怒気を帯びた顔つきや、長く伸びた耳たぶも衝撃的な“スキンヘッド・ショット”。
同作がいつ頃撮影されたのかはわからないが、倉科の2016年1月30日付のブログではボブヘア姿を披露しているので、さすがに役作りとはいえ剃髪したものではなく、坊主用のカツラを着用したものと思われるが、憶することなく奇抜なキャラクターに挑戦した倉科のチャレンジ精神も伝わってくる一枚。
ミクシィでは「あの生臭坊主の役を倉科カナが演じるとは」「倉科カナも仕事選ばないなwww」「これでどんな役が来ても怖いもんナシやな」などと、絶賛や驚きの声が出ていた。
ちなみに倉科といえばかつてはロングヘアのイメージが定着していたが、2014年12月21日付のブログで髪をバッサリと切り、「小学生の時以来」のショートカットにしたことを報告したことが話題になった。
このイメチェンは、ドラマ「残念な夫。」(フジテレビ系、2015年1月期)の役作りのためだったと思われ、それ以降の倉科はボブヘアのイメージもある。
この時も、ネット上では「超絶可愛いんだけど」「可愛さ増してるやんけ」「すこぶるキュートになった!」などと、絶賛の声が出ていた。
そんな倉科カナは2015年も、ドラマ「残念な夫。」(フジテレビ系、2015年1月期)や、スペシャルドラマ「最後の証人」(テレビ朝日系、2015年1月24日)、ドラマ「天使のナイフ」(WOWOW、2015年2月22日~3月22日、全5話)、ドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系、2015年7月期)、舞台「タンゴ・冬の終わりに」(2015年9月5日~10月31日、全国8か所)、舞台「現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』~三島由紀夫作 近代能楽集「卒塔婆小町」「熊野」より」(2015年11月8日~21日:東京・世田谷パブリックシアター、企画、監修・野村萬斎)に出演するなど、一年を通じてドラマや舞台など多彩な活躍が目立った。
倉科は「ミスマガジン2006」でグランプリに選ばれたことをきっかけに芸能界入りしており、2016年はデビュー10周年の節目と思われるため“メモリアルイヤー”としてますますの活躍が期待できる。
今後は先述の映画「珍遊記」(2016年2月27日公開予定、主演・松山ケンイチ)の公開や、舞台「ライ王のテラス」(2016年3月4日~17日、東京・赤坂ACTシアター、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平)への出演を控えている。
なお「珍遊記」といえば、漫☆画太郎のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」(「週刊少年ジャンプ」で1990年49号~1992年13号で連載。全6巻)が原作で、お下劣なセリフや描写でお馴染み。
実写化は困難と思われただけに、どんな内容になるのか気になるところで、倉科も同映画の2015年12月28日付のツイッターで「玄奘を演じ少し時間が経った今、私は..なんてハレンチなセリフを言っていたんだろう?隣には真ッ裸の松山ケンイチさん….それが当り前の現場。やはり凄い作品に参加してしまったなと….思いました」と撮影を振り返っており、倉科を含めたメンバーが大胆な演技に挑戦したことが伝わってくるだけに、“爆笑”が待つのか“ドン引き”が待つのか予測が付かないが、鑑賞者に衝撃を与えることは間違いなさそうだ。
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