ドラマ「半沢直樹」(TBS系、堺雅人主演)の最終話が2013年9月22日に放送され、平均視聴率は平成の民放ドラマでは歴代1位となる42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
そんな最終回のクライマックスシーンで、本来映るべきではない“ある人”が画面の下方にチラリと映っていたようで…?
(以下引用)
問題のシーンはクライマックスの終盤。大和田常務との対決を終え、静寂が支配した取締役会。誰もが二人のやり取りを注視しているなか、その均衡を破って主人公半沢は会議室を出て行こうとする。
すべてを出し切った半沢は、やや憔悴した様子で歩を進め、出て行こうとしたその瞬間!画面の下にわずかにカメラマンの頭がうつってしまっているのである。おそらく視聴者のほとんどはそのことに気が付かなかったはずだ。
(引用元:ロケットニュース24)
確かに半沢が会議室を出ていくシーンで、画面やや左下にカメラマンらしき人物が映り込んでしまっている。
2ちゃんねるでは、以下のような意見が出ていた。
(以下、2ちゃんねるより抜粋)
「カメラマン映りこんでるwwwww」
「確認したがたしかに映ってるな」
「なんで編集で気付かなかったのか」
「このカメラマン、半沢が退室する前のアップを撮ってるカメラマンだと思うんだ」
「東京中央銀行の信頼を失う大事件だ」
(情報元:2ちゃんねる)
本来であればNGとなり、撮り直しも考えられるケースだが、このままOKが出たのにはワケがありそうで…?
(以下引用)
本来であれば、撮りなおすべきではないだろうか。しかし、半沢役の堺雅人さんと大和田常務役の香川照之さんの迫真の演技は、やり直しのできるようなものではなかったはず。
二人の魂のぶつかり合いは「名演」と呼ぶにふさわしい。カメラマンがうつってしまったのはちょっと残念だが、それを承知で監督をはじめとする制作陣もOKを出したのではないだろうか。
(引用元:ロケットニュース24)
上記によると堺と香川の演技があまりにも真に迫っており、到底やり直しのできるものではない名演だったことが、OKが出た理由ではないかとのこと。
今後DVD化等が行われた場合には修正される可能性もあるが、リアルタイムで見ていた人の中でこれに気づいた人はごくわずかだったかも。
(※さらに最終話ではこんな衝撃画像も話題に)
ちなみに「半沢直樹」は続編への含みを持たせる内容で終了しており、今後映画や連ドラなどにつながる可能性は高い。
原作者の池井戸潤氏は2011年に「下町ロケット」で直木賞を受賞を受賞した小説家で、ドラマ「半沢直樹」の原作は「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」(いずれも文春文庫)として知られる。
なおドラマで半沢が出向を命じられた後のストーリーは、池井戸氏作の「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社)に描かれているとされるので、興味のある方は先取りしてみるのもいいかも(なお第4作「銀翼のイカロス」は、「週刊ダイヤモンド」で2013年5月18日号より連載中とのこと。情報元:ウィキペディア)。
主演の堺雅人も含めた多くの個性派キャラや、「やられたらやり返す!倍返しだ!」といった流行語まで生み出した「半沢直樹」シリーズの待望の続編はいつになるのか、気になるところ。
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