暴行された歌舞伎俳優・市川海老蔵(33)が、酒の席で発したという決めゼリフが「君、いくらもらってるの?俺は人間国宝になる男だから、国から60歳まで2億円もらえる」だったという。
では、海老蔵は果たして「人間国宝」になる基準を満たしているのだろうか。
そして、もし「人間国宝」になったら、本当に「2億円」ももらえるのだろうか…?
(以下引用)
そもそも、人間国宝とは文化財保護法に基づき、文化庁が定める重要無形文化財の各個認定の保持者に対する通称。芸能部門と工芸技術の2つに別れており、現在の人間国宝は115人いる。
それでは一体、人間国宝の認定はどのような基準で行われるのか?
「専門の調査官が日ごろから調査しています。候補者に関する情報を集め(文科省の)文化審議会文化財分科会で諮問され、その後、専門調査会で専門的見地から是非が問われる。そして、ようやく文化財分科会から文科相に答申される流れなので、結構(人間国宝の認定には)長い時間がかかりますね」(文化庁担当者)
さらに、技の評価や各分野の受賞歴だけでなく、健康状態、後継者の有無、人格など細かな部分を長年に渡って調査するという。このことからみても、泥酔の果てに不良グループにボコボコに殴られた海老蔵は、この時点で資格を失ったも同然だ。
(引用元:東スポ)
「人間国宝」の認定には「人格など細かな部分」も加味されると言うから、当然ながら芸に秀でていさえすればよいというわけにはいかない。
酔っていたとはいえ、海老蔵の発言は「人間国宝」には相応しくない品位を欠いたものだったといえる。
それにしても、「人間国宝」になると本当に「2億円」ももらえるのだろうか…?
(以下引用)
前出の文化庁担当者は「人間国宝になられた方には、文化庁長官から認定書が送られます。お金は『特別助成金』として毎年200万円が支払われるだけです」。
人間国宝になったとしても年間200万円。どこから出たのか「2億円」はどう考えても海老蔵の大ボラ。ちなみに歌舞伎役者の給料はすべて松竹から出ている。
(引用元:東スポ)
「人間国宝」になっても「2億円」ももらえないようだ。
いったいどこからそんな額が出てきたのか。
ホラ吹きだったことも発覚してしまった海老蔵だが、「人間国宝」に「2億円」とは底知れぬ自信だけは感じさせる言葉ではある。
自信の使い方を間違うと、人間、そこまでふんぞり返れるものなのですね…。
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コメント
50年もたったら忘れて人間国宝出すんじゃね
人間国宝は年間200万円。
海老蔵「俺は人間国宝だ!200万円もらっている」
威張れないなあ(笑)
歌舞伎役者は松竹から給料をもらって…
おやってっきり国から、税金からもらっているかと勘違い。
落語家と大差ないような