念願のNHK紅白歌合戦初出場が決まったジャニーズの人気グループ・嵐。
その出場決定の舞台裏について、2009年11月26日発売の「週刊文春」が報じている。
ジャニーズ事務所とNHK、それぞれの思惑は…?
今年の「紅白歌合戦」は60回の節目。井上陽水・矢沢永吉ら大物の出場も期待されたが、結局出場せず。
さらに安室奈美恵、モーニング娘。DAIGOらも落選するなか、ジャニーズ枠が従来の2枠→4枠に増えたことが話題になっている。
これまで紅白におけるジャニーズ出演者といえば「SMAP」と「TOKIO」が常連。今年はこれに「嵐」と「NYC boys」が加わるという。
いったいどういう経緯があったのだろうか…?
(以下引用)
ベテランの音楽記者によると「まだ紅白の視聴率が高く、NHKが強気だった時代。他の事務所とのバランスを保つため、2枠になった。プライドを傷つけられた形のジャニーズ側は『削られたのではなく、出演できなくなった』と主張するかのように98年からカウントダウンコンサートを開催した」そう。
そしてジャニーズは次々と人気グループを作り上げ、対照的に紅白は年々視聴率を落としていくという皮肉な状況が生まれたのだとか。
「視聴率低迷」という背に腹は代えられない状況に陥ったNHKは、この10年以上いろいろなジャニーズJr.のための音楽番組を放送し続け「三顧の礼」を尽くした結果、売り出し中の中山優馬(15)を中心にした〝NYC boys〝の紅白出場も実現したそう。
だがNHKの本音はSMAP、嵐、NYC boysの3組、つまりTOKIOに替わって嵐が出場するのが理想だったそうだが…。
(引用元:梨元芸能!裏チャンネル)
NHKとしては、人気急上昇中の「嵐」を是が非でも出場させたかったはず。
そこで、まずは「TOKIO」→「嵐」の変更をジャニーズ側に打診したのでは。
しかし、ジャニーズ側は「嵐」の勢いを楯に、最終的に従来の2枠+2の4枠を勝ち取った。
NHKがこうした条件を渋々飲まざるを得ないのには、10年以上にも渡る両者の綱引きが影響していそう。
そもそもNHKは民放と違って公共放送のため、ある特定団体などを贔屓にすることはできないと思うが、ジャニーズとはかねてから一定の癒着があったものと思われる。
その証拠が、10年以上も続いているという「ジャニーズJr.のための音楽番組」の存在だ。
現在、NHK衛星第2などで放送されている「ザ少年倶楽部」などがそれである(2006年からは「ザ少年倶楽部プレミアム」も開始)。
これらの番組には、テレビへの出演機会が少ないジャニーズJr.がレギュラー出演しており、現在もジャニーズにとって格好の宣伝の場になっているようだ(情報元:ウィキペディア)。
この状況を受けて、NHK(公共放送)がジャニーズ限定の番組を作るのは独占禁止法に当たる可能性があると外部から指摘されそうになったこともある。
「紅白歌合戦」は低迷の一途を辿っており、NHKがジャニーズと親密な関係を築いておくことは、視聴率低下などの場合における保険という見方もできる。
今年の「紅白」は“目玉が全くないのがサプライズ”とまで言われるほどだが、そんな中で目立つのは司会者(SMAP・中居正広が6度目)も含めたジャニーズ勢になるだろうか。
CD不況などにより、音楽界全体の底上げがうまくいっていない近年の状況を考えれば、仕方がないのだろうか。
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コメント
紅白も年々難しい番組になってきましたね。ジェネレーションギャップは深まるばかりですねえ。
生歌、大丈夫?
ジャニーズの中でも、
嵐とKAT-TUNって、ほとんど口パクじゃん
まさか紅白で口パクは出来ないでしょう?