お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹(45)と三村マサカズ(45)は高校時代からの付き合いとはいえ、お笑い界屈指の仲の良さで知られている。
2人は今でも一緒にネタ作りをしているそうだが、そこでモメたりすることはないのだろうか。
また、2人が上手くやっていける理由とは何なのだろうか…?
(以下引用)
2月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.106で、大竹一樹はこう語っている。
「三村はものすごいお笑いに厳しいんです。何も出来ない何も考えてないただ楽しむだけの人に見えるかもしれませんが(笑)。ネタに関しては俺のほうが楽天家。俺が台本渡すじゃないですか。そうしたら三村は『これ違うんじゃない?』って一番イヤなところを突いてくる。イヤなというか、まぁイイとこを突いてくるんですよ。ネタの弱い部分を」
(引用元:太田出版ケトルニュース)
仲がよいことで知られるさまぁ~ず。
2人は東海大学高輪台高等学校工業科(現:東海大学付属高輪台高等学校)出身で、2年生時に同じクラスだった(情報元:ウィキペディア)。
2000年にコンビ名を「バカルディ」から「さまぁ~ず」に改めてからはしばらく、深夜帯のバラエティ番組を主戦場とするイメージもあったが、近年は「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系)や、「モヤモヤさまぁ~ず2」(テレビ東京系)などゴールデン帯に多数のレギュラー番組を抱えるなど、円熟味を増している印象。
だがそんな立ち位置でありながら現在でもライブ活動を重視しており(2005年以降は2年に1度)、「ユルい」と称される芸風とは裏腹に、そのコント制作には熱心に取り組んでいる。
ネタを作るのは大竹のようだが、三村もその出来にはかなり厳しいとか。
常にクリエイティブな発信を続けているからこそ、普段のテレビの仕事などでも笑いの質を下げずにいられるのかも。
それにしても、これだけ一緒にいれば相手の嫌な部分もみえてきそうなものだが、2人が上手くやっていける秘訣とはどんなところにあるのだろうか…?
(以下引用)
「一歩外に出たら凄い競争相手が沢山いるのに、ここで結束しないでどうするってことなのかなと。『仲悪いです』とか言ってる場合じゃない。才能ないんだったら努力しなきゃいけないんですよ。お笑いが好きなんだったら。俺達は失敗した経験から学んだんですけど。番組だっていつかは全部終わるって知ってるし、そうなったらしばらく這い上がるのが難しいっていうのも分かってる。だから何に対しても手を抜けないんですね」
(引用元:太田出版ケトルニュース)
お二人ともお笑いや仕事に対して真摯な姿勢で向き合っているからこそ、お互いを尊重し合えているようだ。
もともと人間的な相性の良さもあるとは思いますが、不遇の時代でも三村は大竹の才能を高く評価していたようですし、その信頼感は揺るぎないものだった様子。
仲のよさがテレビから伝わってくると視聴者もいい気持ちになれますし、存在そのものが笑いにつながっているような印象すら与えるさまぁ~ず。
(※「モヤさま」は後任が話題になるほど人気急上昇中)
それでいて単に仲良しなだけでなく、三村がネタ作りで「イイとこを突いて」きたり、大竹が「何に対しても手を抜けない」とストイックな姿勢を崩さなかったりすることで、それぞれにいい緊張感を与え、お互いが好ライバルであり、親友でいられるのかも。
今後もさまぁ~ずならではの“ユルそうで、実は相当凝っている(?)”番組作りに期待したいと思う。
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