ダウンタウンらが出演するバラエティ番組「リンカーン」(TBS系)が2013年9月で打ち切りになると、8月21日発売の「週刊文春」が報じている。
今クールにおける同番組の視聴率は7~8%台で、裏番組のバラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系)や、ドラマ「スターマン・この星の恋」(フジテレビ系)のそれも下回ることがあるようで…?
「リンカーン」といえばダウンタウンのほか、さまぁ~ず、雨上がり決死隊、キャイ~ンとそれぞれが冠番組を持てるほどの大物芸人がレギュラーを務める番組だが、その視聴率は低迷しており、ついに9月での打ち切りが決まったという。
2005年からスタートした同番組は、当初“ぐっさん”こと山口智充もレギュラーに名を連ねていたが(2009年3月まで)、突然出演しなくなってしまったことも話題になった。
当初は「仲間」を意識した番組作りだったような気もするので不可解さも残る降板劇となったが、その後はレギュラー陣以外におぎやはぎ、次長課長、品川庄司、バナナマンら若手芸人が準レギュラーとしてひな壇やロケコーナーを賑わす時期が到来し、登場する芸人の数がさらに増えた印象すら受けた。
現在はレギュラー陣8名のみで進行する企画が多いようだが、他局番組のパロディ企画(「朝までそれ正解!」「持病でガッテン」「週刊リンカーン批評」など)がメインとなるなど、少なからずマンネリ感はありそう。
最近は視聴率もあまり良くないようで…?
(以下引用)
「豪華出演陣のギャラが制作費を圧迫したので、ダウンタウン以外の出演者を代えようとしたのですが、ダウンタウンが『同じメンバーでやりたい』と自らギャラのダウンを申し出たこともありました。(後略)」(制作会社スタッフ)
(引用元:週刊文春)
これだけ長くやってくればマンネリ化も仕方がないが、視聴率が伴わなければレギュラー陣のギャラが制作費を圧迫するのは当然の話。
ダウンタウンは「同じメンバーでやりたい」とギャラのダウンを提示したほどだったらしいが、出す企画がことごとくうまく行かない状況では他の出演者の不信感も募るばかりのようだ。
コラムニスト・今井舞氏も厳しい評価を下しているようで…?
(以下引用)
「ダウンタウンを他の芸人が接待している感じで、視聴者としては全く笑えないです。後輩たちが昔から尊敬している松本に『おもしろいやつ』と認めてもらうために頑張っているような。松本も裸の王様になってしまい、誰も『これ面白いんですかね?』と言えない空気感を感じます」
(引用元:週刊文春)
「ダウンタウン」の存在が、かえって足かせになっている面もありそう。
彼らの知名度・実績が同番組の人気を支えてきたことも事実だとは思うが、スタッフをはじめ出演者までもが彼らに気を遣い始めたら、面白い番組は作れないだろう。
ましてや視聴者にもそれが伝わっているのだとすれば、そこに「笑い」が生まれるはずもないと思いますが。
(※松本さんの独り相撲?)
「ダウンタウン」のふたりも年齢を重ね、今年はともに50歳を迎える。
彼らが持つ存在感、ブランドはますます大きくなる一方で、成績が思った以上についてこないという苦しい現状があるようだ(彼らがレギュラーを務めた音楽番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)も昨年打ち切り)。
だが「リンカーン」の後も、やはりダウンタウンが司会を務める「100秒博士アカデミー」(情報元:週刊文春)がスタートするという。
同番組は2013年6月23日に特番(パイロット版)として放送されており、当時の内容は「「世の中に役に立つ」と信じて、ユニークで興味深い研究を続ける研究者たちの持論を100秒で披露する、学会発表風バラエティ番組」(情報元:TBSのHP)だった。
TBSやスポンサーとしては、とりあえず“ダウンタウン・ブランド”を頼りに再起を図ることになりそうだが、その行く末が気になるところ。
孔子の「論語」に「五十にして天命を知る」という有名な言葉があるが、50歳の円熟期を迎える2人によって視聴者を惹き付ける番組を取り戻すことができるのか、注目したいと思う。
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コメント
え~終わらないでほしいよぉ(>_<) 寂しいなぁ(´д`)
リンカーンの視聴率低迷は火曜曲のせいだからリンカーンより火曜曲を今すぐ打ち切って欲しい!
マジでAKB邪魔!