高知県の夏の風物詩“よさこい祭り”を題材にした映画「君が踊る、夏」(2010年9月公開予定)の公開キャンペーンに、女優・広末涼子(29)の一族が協力しているという。
広末はこの映画に出演していないが、いったいどうして…?
(以下引用)
「高知市の中で中心的な商店街に『帯屋町商店街』というのがあるんですが、その商店街の理事長が広末パパのお兄さんなんですよ。広末パパも、この商店街の役員をやっていてテナントをもっていますが、お兄さんは、帯屋町に大きなファッションビルを経営していて、地元の名士です」。
要するに、映画「君が踊る、夏」を盛り上げるには、中心的な商店街である「帯屋町商店街」のバックアップが不可欠だと言うわけだ。
(引用元:渡邉裕二のギョウカイヘッドロック)
帯屋町といえば、高知一の繁華街といわれる。
広末の叔父さん(父の兄)は、その帯屋町商店街の重鎮だそうだ。
少し調べてみたが、広末のお祖父さんという人がまた立派な方だ。
廣末静一さんという方で、帯屋町繁栄の礎を築いた人物らしい。
谷是氏著の「高知県人名辞典」に記述があるようなので、みてみよう。
(以下引用)
『昭和20(1945)年、7月4日、高知市街は大空襲を受ける。静一は翌日焼け跡から金物を掘り出し、蓆(むしろ)の上にそれを並べ店を再開した。帯屋町復活第1号といわれ、その後商店街振興の先駆者的役割を果たしてゆく』
絶望に打ちひしがれていた街の人々は、そんな廣末さんの姿に勇気付けられ、再び街が動き出したという。そして戦後の商店街をなんとか元気付けようと武政英策さんらの手によりよさこい祭りも誕生する。
(引用元:まんぼな毎日)
広末の祭姿はコチラでみられる(↓)
ほかにも、静一さんが地元の有力者に働きかけ、帯屋町に高知大丸を誘致したという話もある(ひまわり乳業株式会社「今日のにっこりひまわり」より)。
こうした静一さんの高知復興の精神を、広末の叔父さんやお父さんたちが今に引き継いでいるのだろう。
映画のためというより、高知繁栄のためであれば耳を貸そうというのもうなづける話。
ちなみに広末本人も高知市に対して、2008年、2009年にふるさと納税制度による寄付を行っている。
広末にとって、高知はかけがえのない場所のようだ。
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コメント
>高知市街は大空襲を受ける。静一は翌日焼け跡から金物を掘り出し、蓆(むしろ)の上にそれを並べ店を再開した。
それって、火事場○棒のような気が・・・