女優・綾瀬はるか(31)の主演ドラマ「大河ファンタジー 精霊の守り人」(NHK、第1部)が2016年3月19日にスタートしたが、上橋菜穂子(53)原作の「守り人」シリーズを知るファンの間からは、綾瀬が主人公・バルサのイメージに合わないとの批判も少なくなかったという。
だがドラマが進むにつれ、ネット上では「綾瀬はるかがバルサに見える」「私の想像通りのバルサに感動」などと、綾瀬に対する絶賛の声が増えているようで…?
綾瀬はるかの主演ドラマ「NHK放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』」(以下「精霊の守り人」)といえば2016年3月19日にスタートした“シーズン1”(全4話)を皮切りに、2017年1月からスタートする“シーズン2”(全9話)、2018年1月からスタートする“シーズン3”(全9話)の全22話放送予定の3年に渡る大作となっている。
なお同作は作家・上橋菜穂子による人気ファンタジー小説“守り人シリーズ”(長編10作品、短編2作品)が原作で、累計発行部数は370万部であり(情報元:アサジョ)、「野間児童文芸賞新人賞受賞」や「日本児童文学者協会賞受賞」を受賞しているほか、過去にはラジオドラマ「精霊の守り人」(2006年8月7日~18日、全10話)、「闇の守り人」(2007年4月16日~27日、全10話)や、テレビアニメ「精霊の守り人」(NHK-BS2、2007年4月7日~9月29日、全26話)に展開された人気シリーズだ。
綾瀬が現在、主演を務めるドラマ「精霊の守り人」は初の実写ドラマ化であり、綾瀬演じる短槍使いの女主人公・バルサのアクションシーンや、美しい4K映像なども見どころの一つとなっている。
また原作は児童文学として1996年~2007年にかけ発刊されており、初刊から約20年が経過する歴史を持つだけにファンの年齢層も広いようで(情報元:ウィキペディア)、大人から子供まで楽しめる作品としても期待されているものと思われる。
そんな人気作「精霊の守り人」だけに主人公・バルサを誰が演じるのかが注目されていたようだが、綾瀬が抜擢されたことには当初、ネット上では批判も少なくなかったようで…?
(以下引用)
「(前略)30歳の女用心棒である主人公のバルサを演じるのが綾瀬はるかだと発表されると、ネットでは原作のファンが『綾瀬はるかはバルサじゃない!』『もっと強さが前面にでた江角マキコとか』『自分のイメージでは澤穂希』など、批判が殺到しました」(週刊誌記者)
(引用元:アサジョ)
放送前の時点でのバルサのイメージは、ネット上では女優・江角マキコ(49)や元なでしこジャパン・澤穂希(37)の名が挙がっており、男勝りで気の強い人物を想像する人が多かったのかも。
確かに綾瀬といえばドラマ「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系、2007年7月期)でみせたぐうたらな“干物女”・雨宮蛍役や、近年ではドラマ「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系、2014年10月期)で演じた30歳まで彼氏のいない“こじらせ女子”・青石花笑役など天然で純粋な役柄を好演しているイメージもありましたし、バラエティ番組などでみせる素の雰囲気もほんわかとした感じなので、綾瀬に短槍使いの“用心棒”を想像できない人がいても不思議ではない。
だがいざドラマがスタートしてみると、綾瀬の演技に目を見張る声が少なくないようで…?
(以下引用)
「綾瀬の演技が好評で、初回の視聴率が11.7%、第2回が10.3%と2ケタ台をキープ。ネットでも『綾瀬はるかがバルサに見える』『私の想像通りのバルサに感動』と絶賛の嵐に変わっています。
バルサはハードなアクションが必要とされる役ですし、綾瀬も女優としての新境地を切り開くのではないでしょうか」(テレビ誌記者)
(引用元:アサジョ)
綾瀬のアクションシーンは躍動感に溢れており、相当な稽古を積んだこともうかがえる迫力が伝わってきますし、セリフ回しも野性味の感じられるぶっきらぼうなもので、これまで彼女の演じてきたキャラクターを良い意味で大きく裏切っていると思う。
殺陣は大河ドラマ「八重の桜」(NHK、2013年)で経験があるはずなので、今作ではそこでの経験も生きている可能性もある。
「精霊の守り人」はオープニングからも“大河”を謳うだけあり、力作であることは間違いないが、第1部(全4回)の平均視聴率は現時点で、第1話(2016年3月19日、73分の拡大版)が11.7%、第2話(3月26日)が10.3%となんとか10%前後を維持しているような状況で、“大河ファンタジー”という得体の知らない言葉の響きに拒否反応を起こしてしまい見逃した方もいたのかも。
なお同作におけるネット上での視聴者の意見を読むと、「予想をはるかに上回るアクションの凄さ、そして台詞、表情、立ち居振る舞い、すべてが今までの、どの役の綾瀬さんとも違う、全く新しい役作りだ。凄味があり、激しく、薄汚れた衣装なのに美しい」「ファンタジーて何?と思ってたけど、思わず引き込まれた」「豪華な俳優陣も見応えがあるが、今のところは綾瀬はるかの1本勝ち」(情報元:Yahoo!テレビ「みんなの感想」)などと綾瀬の好演や、ファンタジー作品としての出来に好意的な意見が多い。
2016年に放送される第1部は早くも残すところ4月9日放送の第4回で一端幕を閉じるが、再放送などもあると思われますし、見逃した方はチェックされてみるのもいいかも。
なぜ間隔を空けての3年越しなのか疑問も残るが(各俳優のスケジュール等の問題もあるのかもしれません)、綾瀬の新味が心地よい同作の今後の展開に期待を寄せたいと思う(呪術師・トロガイを演じているのが、女優・高島礼子(51)だったことには最近まで気付きませんでしたが)。
【追記】 第3話(2016年4月2日放送)の平均視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。
裏番組の「世界フィギュアスケート選手権2016 男子フリー」(フジテレビ系)などに視聴者を奪われた可能性もありますが、今後右肩下がりの傾向に歯止めが掛かるでしょうか。
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コメント
1話しか見ていないけど、綾瀬の扮装は「いいな」と思った。でもカミさんが録画することも許してくれないんだ。
一話億単位の制作費であの演技。豪華な割に韓流ドラマみたい。それに仕事そっちのけでまた悪い病気出てるんでしょう?東出君は大丈夫だと思うけど最低。何でこんな子が主役なの??