KAT-TUN・亀梨和也(29)が2015年11月26日午後2時頃、ジャニーズファミリークラブ(東京・渋谷)にスタッフの女性とともに訪れたという。
KAT-TUNといえば田口淳之介(30)が11月24日放送の音楽特番「ベストアーティスト!2015」(日本テレビ系)において、来春にもKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所を退所することを報告し、ファンを驚かせたばかり。
そうしたなか亀梨は、居合わせたファンに“ある説明”をしたようで…?
KAT-TUNといえば2006年に6人組としてメジャーデビューしたが、まず赤西仁(31)が2010年7月16日に脱退しソロ活動に移行し、2014年2月28日付でジャニーズ事務所を退社すると、2013年10月9日にも田中聖(30)が度重なるルール違反があったとしてジャニーズ事務所に契約を解除された。
さらに田口淳之介(30)が2015年11月24日放送の音楽特番「ベストアーティスト!2015」(日本テレビ系、生放送)でのパフォーマンス終了後に、来春にもKAT-TUNを離れ、ジャニーズ事務所を退所することを報告した。
ついにグループの半数(3人)が脱退するという異例の事態に騒然となっているファンも少なくないと思われるが、これまでの彼らに不穏な動きがなかったわけではない。
というのも、KAT-TUNは2016年3月22日にデビュー10周年の節目を迎えるため、今年から来年にかけて祝福ムードで盛り上がりをみせても不思議でないにもかかわらず、むしろグループとしての活動が冷え込んでいるようにもみえていたからだ。
その伏線となったのが、亀梨和也が2015年5月16日放送のラジオ番組「KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT」(FM NACK5)内で「今年のライブは5月の9日、10日の2日間だけだったんですが、皆さん本当にありがとうございました」と語ったことだった。
KAT-TUNといえば2013年と2014年の大晦日に京セラドーム大阪でカウントダウンライブを開催してきたが、亀梨のこの発言からは、2015年のKAT-TUNのライブは5月9~10日の東京ドーム公演のみとのニュアンスにも聞こえた(実際、2015年の大晦日はHey! Say! JUMPが京セラドーム大阪でカウントダウンライブを開催することが決定している)。
さらにKAT-TUNが2010年から約4年半に渡り務めてきたスズキの「ソリオ」や「ソリオ バンディット」のCMキャラクターに、2015年8月から奇しくも同僚の先輩・TOKIOが起用された。
確かにTOKIOには庶民的なイメージもあるので、KAT-TUNでは訴求効果が足りなかったのかとも思えたが、長年に渡りイメージの定着が図られてきたCMの降板にも違和感は覚えた。
(※とても祝福ムードとは思えない動き)
そんななかで発表された今回(11月24日)の田口の脱退宣言だっただけに、今から思えばグループが10周年を迎えるにあたり、さらに団結力を高め、新たなる飛躍を目指せる状況にはとてもなかったといえる。
KAT-TUNのメンバーも田口の脱退についてコメントを出しているが、快く送り出しているというより“困惑ムード”が強いことがうかがえることからも、少なくとも赤西や田中のような形とはやや異なり、田口の脱退・退所への強い決意が垣間見える離脱劇にもみえる。
長年のKAT-TUNファンにとっては10周年を前に「なぜ?」との思いが強いはずだが、そんな田口の脱退宣言の翌々日(11月26日)の午後2時頃に、亀梨がジャニーズファミリークラブ(東京・渋谷)にスタッフの女性とともに訪れたという。
ジャニーズファミリークラブといえばタレントからの最新メッセージ映像の上映や、限定写真の販売などが行われているジャニーズファンの“聖地”でもあり、亀梨は偶然居合わせたファンと交流を果たしたようで…?
(以下引用)
田口の脱退に関しては亀梨自身も納得していないとしながらも、KAT-TUNのメンバーとしてファンや関係者に謝る責任があると話したようだ。また、来年にはドラマやツアーをやるとも話し、KAT-TUNとしての予定があることも示唆。
(引用元:ジャニーズ研究会)
亀梨は田口の脱退にまだ納得していないが、来年に「ツアーをやる」と発言した点からは、少なくとも当面KAT-TUNの解散はなく、“デビュー10周年”を記念したツアーが行われる可能性は高いといえる。
それが10周年となる2016年3月22日周辺に行われる場合には、田口の言う「来春」の脱退・退所と重なりそうなだけに、彼の送別と3人体制での新たな船出を兼ねたツアーになるとも考えられる(ちなみに上記の「ドラマ」は、亀梨主演で2016年1月スタートのドラマ「怪盗 山猫」(日本テレビ系)を指しそう)。
一方、田口もKAT-TUNの脱退および退所を決めた経緯について、2015年11月30日深夜放送のラジオ番組「KAT-TUNのがつーん」(文化放送)でコメントしたようなのだが…?
(以下引用)
「全てのファンの皆さんを納得させることができてない現状にすみませんとしか言えません」と重ねて謝ったが、
「今後いい方向に向かえる努力いたします。そして今僕がKAT-TUNとしてできるのは、最後まで全力を尽くすことで、皆さんと成長してきたこの10年間を走り切ることだと思っています」と脱退理由や進路を具体的に話すことはなかった。
(引用元:スポーツニッポン)
田口は「ベストアーティスト!2015」でグループ脱退・退所の予定を発表後の初仕事となったが、彼の口から脱退理由やその経緯などが明かされることはなかった。
今後ラストスパートをするにせよ、他のメンバーも今一つ田口の“無言”に納得していない様子を考えると、せめてまずメンバーにはきちんと説明し、快く送り出せる状態にすることが「皆さんと成長してきたこの10年間を走り切ること」につながるのでは。
田口にも現時点では言葉にすることができない複雑な事情があり、気持ちの整理が付いていない可能性もあるが、これまで多くのファンに支えられてきたことは謙虚に受け止め、いつか口にできる日が来るといいのですが。
(※悩みはプライベート絡みでしょうか?)
田口といえば俳優としても、ドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系、2012年4月期、および2013年10月期(シーズン2))や、ドラマ「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系、2014年10月期)などヒット作で好演してきた実績があり、非常にもったいない気もするが、これまで積み上げてきたものを今後どのように生かしていくのか気になるところ。
また田口の脱退を踏まえ3人体制となるKAT-TUNのメンバーはさらなる危機感と結束力を持たなければ、実際問題としてファン離れが加速してしまうものと思われるだけに、今後のどのような展開を目指すのか見守りたいと思う。
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