俳優・松山ケンイチ(30)が3児のパパとして子育てに奮闘しているものの、ややお疲れ気味の様子だと、2015年7月21日発売の「女性自身」が報じている。
松ケンは現在、主演ドラマ「ど根性ガエル」(日本テレビ系、2015年7月期)の撮影中だが、その前に子どもたちをこども園などに送った足で現場入りしたり、撮影後には飲みにもいかず直帰するほどのようで…?
松山ケンイチといえば、映画「デスノート」(前編:2006年6月17日公開、後編:2006年11月3日公開)で探偵・L(エル)役の怪演をきっかけにブレイクし、その後も主演映画「デトロイト・メタル・シティ」(2008年8月23日公開)のヒットや、主演映画「ウルトラミラクルラブストーリー」(2009年6月6日公開)で「第64回毎日映画コンクール・男優主演賞」を受賞するなど、着実に実績を積み重ねてきた。
一方、プライベートでは主演映画「カムイ外伝」(2009年9月19日公開)での共演をきっかけに出会ったとみられる女優・小雪(38)と2011年4月に結婚し、2012年1月に第一子となる男児が、2013年1月に第二子となる女児が、2015年7月に第三子がそれぞれ誕生した。
奇しくも第三子の誕生は、松ケンがゲスト出演した2015年7月11日放送の情報番組「ズームイン!!サタデー」(日本テレビ系)の生放送中に、司会の辻岡義堂アナ(29)が「何児のパパになるんでしたっけ?」と質問した際、松ケンが思わず「2人いて8日にもう1人産まれたんです」と話したことで発覚してしまった。
もともとこの日にFAXで報告する段取りだったようだが、思わぬフライング発表に気付いた松ケンは「え、(まだ言ったら)ダメ?……じゃあなかったことに(笑)」と苦笑いしていた。
(※どの道、発表することですし)
そんな“天然っぷり”をみせてくれた松ケンだが、まさにその2015年7月11日にスタートした主演ドラマ「ど根性ガエル」(日本テレビ系)は第1話の平均視聴率が13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進を決め、結果オーライとなった。
ちなみに同ドラマは原作では14歳だったひろし(松山ケンイチ)が30歳になった世界を描いたオリジナルストーリーで、ひろしのTシャツに張り付いてしまった平面ガエル“ピョン吉”をアニメで合成したり、“ピョン吉”がTシャツごとひろしを引っ張るシーンもCGで合成されるなど技術面でも楽しませてくれているほか、“ピョン吉”の声優を務める女優・満島ひかり(29)が良い味を出していたり、連続テレビ小説「おひさま」(NHK、2011年上半期。ヒロインは井上真央)などで知られる脚本家・岡田惠和氏(56)の心温まるストーリーにも惹き付けられる見応え十分の初回だったように思う。
第2話(7月16日放送)では8.5%と視聴率が急落してしまったが、第1話では“ピョン吉”がたびたびTシャツから剥がれそうになるシーンがあり、それにはまだ気付いていない落ちぶれたひろしが、いつ訪れるかもしれない“ピョン吉”との別れの日までに“ピョン吉”なしでも本当のど根性を出すことができるのか、あるいは根性とは何なのかを考えさせられるドラマになりそうで、子どもから大人まで楽しめる力作だ。
松ケンとしても、2012年に主演を務めた大河ドラマ「平清盛」(NHK)で大河史上歴代ワーストとなる平均視聴率(12.0%)を記録し、俳優として大きな挫折を味わった後だけに、取り返したいとの思いも強いはずでは。
そんな巻き返しが期待される松ケンだが、プライベートでは三児のパパとしても奮闘している。
小雪が第三子を出産したのが7月8日なのであれば、すでに「ど根性ガエル」の撮影に入っている最中に、二人の子どもの面倒を見ていたはずで…?
(以下引用)
「小雪さん出産で、子供たちの面倒を見ることができない。そのため、松山さんに『よろしくね!』と子育てを頼んだそうです。
松山さんは撮影前に子どもたちを送り、そのまま自分の車で現場入りすることも。撮影が終わると飲みにも行かず、再び子どもたちの世話をするため直帰しています」(前出・テレビ局関係者)
(引用元:女性自身)
小雪&松ケン夫妻は長男(3)をインターナショナルプリスクールに、長女(2)を認定子ども園にそれぞれ通わせているようだが、それぞれ所在地も異なるでしょうし、松ケンが妻・小雪の入院中に2人の子どもの送り迎えをやっていたのだとすればかなり大変だったのでは。
松ケンも主演俳優として、本来であれば現場での親交をより深めたい思いもあったかもしれないが、そうも言っていられない状況ともなれば現場も彼に対して十分理解を示していたはずですし、そんな必死な彼を見て逆に引っ張られた部分もあるかも。
(※こども園の仕組み作りは、急いでほしいものです)
そんなわけで、仕事に育児に駆け回っている松ケンは趣味等に費やす時間も当然なくなったようで…?
(以下引用)
「もともとオシャレなどに気を遣ってきた彼ですが、最近はほとんど買い物にも行かなくなったそうです。
それでも松山さんは『子どもたちがいるからこそ頑張れる』と言っていました」(別のテレビ局関係者)
(引用元:女性自身)
最近では夫婦の共働きが増加したり、不景気なども背景に父親の積極的な子育てが求められるようになり、“イクメン”なる言葉も頻繁に使われるようになった。
言葉だけが一人歩きしてしまう懸念もあるが、一般的には子育ての中心は奥さんになるのでしょうし、そんな時に旦那さんが育児の手伝いという行動で示すことももちろん必要だと思いますが、精神的な面で奥さんを安心させてあげたり、サポートできているかの方が大切なような気がする。
とはいえ三児のパパにもなれば、何事にも“ど根性”で成し遂げてやろうとの境地に至ってしまうものかも。
背負っているものが大きければ大きいほど信じられないほどの底力がで出ることもあるかもしれませんし、そんな私生活の現状も踏まえても「ど根性ガエル」の主演に松ケンはピッタリだった可能性もある。
松ケンがドラマも子育ても必死で乗り切り、振り返った時果たしてどんな景色が見えるのだろうか。
ひろしを演じる松ケンの何か吹っ切れたような、あるいは吹っ切ろうとする演技が、家族を背負っている男の“ど根性”を見ているようで胸が熱くなります。
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