歌手でモデルの西内まりや(21)が2015年4月24日発売の「フライデー」に俳優・城田優(29)との密会を報じられたことを受け、彼女の所属事務所が激怒しているという。
ブレイク中の西内だけに無理もないが、主演ドラマ「ホテルコンシェルジュ」(TBS系、2015年7月スタート)の結果次第ではTBSが同ドラマ枠から撤退する可能性もあり、彼女の今後を占う作品にもなりそうで…?
※ゴールデン帯の連ドラに初主演が決定。三浦翔平、高橋克典らと共演。
西内まりやといえば現在、ティーン向け女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」の専属モデルを務めるほか、歌手、女優、タレントなどマルチな活躍が目立っている。
歌手としてはデビューシングル「LOVE EVOLUTION」(2014年8月20日発売)が「第56回日本レコード大賞最優秀新人賞」を受賞したほか、自身初の作詞・作曲に挑戦した3枚目のシングル「ありがとうForever…」(2015年5月6日発売)はオリコン週間チャートで初のトップ10入り(10位)を果たすなど、着実に実績を積み上げている。
さらに2015年4月19日にスタートした音楽番組「魁!音楽の時間」(フジテレビ系、日曜24:50~25:20)でもナビゲーターを務めるなど、テレビでも音楽に触れる機会を設けているから、彼女の音楽にかける熱意が伝わってくる。
さらに女優業ではドラマ「正義の味方」(日本テレビ系、2008年7月期)でデビューし、「スイッチガール!!」(フジテレビTWO、2011年12月24日~2012年2月18日)でドラマ初主演を飾ると、「山田くんと7人の魔女」(フジテレビ系、2013年8月10日~9月28日)で地上波連続ドラマでの初主演を果たした。
2015年も早速、時代劇ドラマ「かぶき者 慶次」(NHK、2015年4月期)でヒロイン・前田佐乃役を好演中のほか、今後は7月7日スタートのドラマ「ホテルコンシェルジュ」(TBS系)でゴールデン帯の連ドラで初主演を飾るほか、今秋には映画初出演となる「レインツリーの国」(2015年11月21日公開予定、ヒロイン・人見利香役)の公開も控えている。
まさに順風満帆といったところかと思いきや、西内は2015年4月24日発売の「フライデー」に城田優との“厳戒密会”をキャッチされたばかり。
2人はドラマ「GTO」(第2シリーズ、フジテレビ系、2012年7月期、主演・AKIRA)での共演をきっかけに急接近したものとみられ、2015年4月上旬の夜には都内のダイニングバーで食事を楽しんだほか、西内が城田の自宅マンションへ厳戒態勢で向かう姿を2回もキャッチされた。
(※この時期でのスキャンダルはイメージダウン?)
だがその後2人は2015年5月15日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系、生放送)で共演しており(西内は「ありがとうForever…」を、城田は映画「シンデレラ」の日本語吹き替えを担当した女優・高畑充希(23)とともに日本語版エンドソング「夢はひそかに」をそれぞれ熱唱)、熱愛報道を払拭するかのような対応ぶりをみせた。
おそらく当初から共演予定だったものとみられますし、急きょ共演NGにしてしまうとかえって怪しまれそうなだけに仕方のない部分もあったと考えられるが、今から思えば堂々の共演ぶりといえる。
(※西内にとっては、意外と複雑なシチュエーションだった?)
それにしても西内の所属事務所からすれば、売り出し中の大事な時期でのスキャンダルなだけに頭の痛い話かも。
先述の「フライデー」によると、多方面で活動するようになった西内が、同じように俳優と歌手を両立している城田に相談したことをきっかけに2015年3月頃に急接近したとのことだったが、交際が始まったのは昨夏との噂もあるようで…?
(以下引用)
「当時、事務所は大事な時期だからと、城田との交際にくぎを刺していたんです。西内も泣きながら城田と“別れた”と事務所に報告していたんですが、あの写真誌の報道でしょ。
だからいまだに交際を認めていないし、西内に激怒しているそうです」
(引用元:東スポ。ある芸能プロ関係者の談話)
上記の談話から推察すると、西内と城田は今年に入ってからではなく、昨年夏頃から交際をしていた可能性もあり、そのことを事務所も知っていたらしい(何らかの形で偶然知ったのか、西内が自己申告したのかは不明)。
この状況を受け事務所側は西内にクギをさし、彼女も城田とは「別れた」と報告していたようだが、「フライデー」の報道で交際が続いていたことが発覚し、事務所は再激怒しているといったところだろうか。
あくまでも“ある芸能関係者”の談話なので鵜呑みにもできないが、西内が恋愛にうつつを抜かし、事務所にウソの報告をしていたのだとすれば、いくら人気者とはいえ事務所側もお灸を据えかねない状況のようだ。
西内は2015年7月7日スタートのドラマ「ホテルコンシェルジュ」(TBS系)で主演を務めるが、同ドラマには“あるノルマ”が課されているようで…?
(以下引用)
「TBS内での話なんですが、今回の『ホテル――』の視聴率が全話平均で10%を超えない場合は、その枠からのドラマ撤退を検討しているんです。
(中略)仮に1桁で終われば、“ドラマ枠を終わらせた女優”のレッテルが貼られてしまう」(テレビ局関係者)
(引用元:東スポ)
西内主演のドラマ「ホテルコンシェルジュ」が放送されるのはTBS系列の“火曜ドラマ枠”(22時~)で2014年4月からスタートしたばかりの比較的新しいドラマ枠でもある(2014年3月まではバラエティ枠だった)。
ちなみにこれまでのTBSの“火曜ドラマ枠”で放送された作品と平均視聴率は以下の通り。
- 2014年04月期「なるようになるさ。(第2シリーズ)」(主演:舘ひろし、7.3%)
- 2014年07月期「東京スカーレット~警視庁NS係」(主演:水川あさみ、6.5%)
- 2014年10月期「女はそれを許さない」(主演:深田恭子・寺島しのぶ、6.1%)
- 2015年01月期「まっしろ」(主演:堀北真希、5.9%)
- 2015年04月期「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(主演:木村文乃、8.2%※)
- 2015年07月期「ホテルコンシェルジュ」(主演:西内まりや、?%)
(※平均視聴率の情報元:Audience Rating TV。「マザーゲーム」の視聴率は第8話(2015年6月2日放送)現在)
全体的に低調な感は否めないが、現在放送中の「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」が過去で最も健闘しており(2015年6月2日現在)、ようやく同枠におけるTBSドラマが認知されてきたところだ。
ちなみに火曜22時といえば、フジテレビ系のドラマ(関西テレビ制作)や、NHKの“ドラマ10”がバッティングしており、同時間帯は“ドラマタイム”としてなじみ深い視聴者も少なくないはず。
TBSとしてもライバルのフジテレビとNHKが先行してはいるものの、“火曜22時台”がドラマ枠の“激戦区”として認知されているのが大きいと判断したものと思われる。
“激戦区”に後発組が同ジャンルで勝負を賭けるのは無謀にもみえるが、視聴者に「その時間帯はドラマが定番」と認知されているのであればドラマファンはその時間帯になんとなくテレビをつけてしまうものでしょうし、視聴者を取り合うリスクも大きい反面で、余計な宣伝をせずに良い意味で視聴者に見たいドラマを選んで頂ける環境であることを考えると、あながち悪い戦略ではないと思われる。
テレビと実店舗の場合とでは少々事情が異なるかもしれないが、銀座に高級スナック、原宿に古着屋、秋葉原に電気街がそれぞれ密集しているのもそれに似たようなものだと考えられ、それぞれのファンはとりあえずそこへ足を運んでから行き付けの店を選んだり、店をハシゴしてみたりすることを考えれば、TBSサイドとしてはまず“火曜22時”にドラマファンにテレビをつけてもらい、良い作品を作り続けることでTBSドラマに良いイメージを持ってもらうのが狙いといえそう。
もちろん同じドラマ枠でも、ターゲットとなる視聴者層を他局とかぶらない内容にすることで棲み分けも可能だと思いますし、TBSの“火曜ドラマ枠”は上記からも主演が女優であることが多い割には男性視聴者をターゲットにした内容ではないようにもみえ、どちらかといえば今が旬の女優を女性視聴者にできるだけ多く観てもらいたいとの思惑も感じ取れる(あくまでも主観ですが)。
西内主演の「ホテルコンシェルジュ」はホテルのお客様に最大限のおもてなしをする役割を担う“コンシェルジュ”にスポットを当てた「笑って泣けるハートウォーミングストーリー」(情報元:ドラマ公式ホームページ)になるようだが、多くの視聴者にも共感していただける“おもてなし”あるドラマとなり、西内を中心とした現場が一体となって“ドラマ枠”を存続できるかどうか注目したいと思う。
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