お笑い芸人・竹山隆範(43、カンニング竹山)が、2014年4月24日放送のバラエティ番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)で、ダウンタウン・浜田雅功(50)の粋なエピソードを披露した。
竹山は毎年「放送禁止」と題した単独ライブを開催しており、2013年はそのために365日間、毎日誰かに自腹で1万円を渡すとの企画を行っていたという。
竹山はある日、浜田にも1万円を渡しに行ったが、そのときの浜田の反応が意外なものだったようで…?
カンニング竹山が、ダウンタウン浜田の粋なエピソードを紹介したという。竹山は2008年から「放送禁止」と題した単独ライブを行っており、2013年は10月24日~27日に「カンニング竹山単独ライブ『放送禁止2013』」(東京・銀座博品館劇場)と題して開催した。
そんな竹山は2012年のライブ終了後からの1年間「幸せになってほしい人に1日1万円を自腹で渡す」という企画を行い、最終日には女優・酒井法子(43)にプレゼントした話など、その記録を前述の2013年の「放送禁止」で発表したという。
2014年4月24日放送の「ダウンタウンDX」でその内容に触れた竹山は、中でも反応が印象深かった人物としてダウンタウン浜田の名を挙げ、その時のエピソードはライブでも明かし、観客が喝采するほど会場が盛り上がったという。
竹山が浜田に1万円を渡そうとした時、2人の間ではどんなやり取りが繰り広げられていたのだろうか…?
(以下引用)
竹山は、浜田の楽屋に挨拶に行く機会があったため、その時に1万円を渡そうとする。
だが、浜田は「後輩からお金をもらわれへん」と受け取ろうとしない。それでも、竹山は企画のために、なんとか受け取ってもらおうとし、押し問答のような状態に。結果、浜田が「もらえへん言うとるやろ!」と一喝。楽屋がシーンとなり、しばし無言になった二人。
すると、浜田が「これは俺の幸せのために使えばええんか? じゃあ、1回、その1万円くれや。俺の幸せは後輩のお前らに小遣いやることが幸せや。だから、一回貰うわ。お前、一年間、金配るんやろ。大変やろ? お前に、この1万円やるから、酒でも飲みに行け」と言って、受け取った1万円をそのまま竹山に渡したという。
(引用元:TOCANA)
浜田は後輩からお金をもらうことはできないと、かたくなに竹山の提案を拒否したという。
普段は鋭いツッコミで後輩芸人を戦々恐々とさせていると思われる浜田だが、いくら企画だからといって後輩からは金を受け取ろうとしない姿勢に先輩芸人としての器とポリシーを感じる。
しかもその後の対応がいかにも粋で、竹山を困らせないよう1万円を受け取った上で「俺の幸せは後輩のお前らに小遣いやることが幸せや」と、その場で竹山に返したというから拍手もの。
大人たるものこうでありたいと思わせる浜田の対応だった。
(※田中直樹も過去にこんなエピソードを披露)
ちなみにこの反応に感激した竹山は、「ダウンタウンDX」で「その日の夜は、浴びるほどホッピー飲みました!」とその時の興奮を語っていた。
またスタジオが盛り上がる中、浜田の相方・松本人志(50)は「ちょっとイヤやわ。この話、カット」と眉間にしわを寄せていた(情報元:マイナビニュース)。
後輩には厳しいとされる浜田だが、こうした兄貴肌で頼れる部分は情に厚い生粋の関西人だ。
それにしても同じダウンタウンでも、松本と浜田では番組外での後輩との接し方には違いがあるようで…?
(以下引用)
「松本人志さんは、番組外で出演者と話をすることはほとんどありません。『今は角が取れて丸くなった』と言われていますが、『松本は今も昔も生意気』と有名でした。
そのバランスをとるように、浜田さんが、番組外で出演者たちと話をするんです。そういったなかで、大御所たちからの『自分が歳をとってから、若手と上手く絡むには、普段から若手と付き合うこと。飯を食わせたりすることが大事』とアドバイスを受けたこともあり、浜田さんは若手にご馳走したりする。
実は凄く面倒見の良い人なんです。それはスタッフに対しても同様です。浜田さんとお仕事をしたことがある人で、浜田さんを悪く言う人はいませんよ」
(引用元:TOCANA)
松本は番組外で出演者と話をすることがほとんどないそうで、社交的なタイプではないようだ。
テレビでみせるキレのあるトークの裏で、人間関係には苦労しそうなタイプなのかも。
一方の浜田はその逆で、大御所たちからの話を受け止め、若手やスタッフと交流を図ったり、ご馳走したりすることで、彼らとの距離を縮め、次の番組や仕事に生かしている。
(※浜ちゃんは子育てでも良きパパ)
コンビとしてはバランスが取れているのかもしれないが、浜田の姿勢は誰もが見習いたいもの。
厳しいだけの先輩もいるかもしれないが、肝心な時に熱く接してくれたり、頼りになる先輩は後輩にとって貴重な存在といえる。
浜田の器の大きさを感じさせるエピソードだ。
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