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タモリ、「笑っていいとも」勇退の裏に所属事務所の好調ぶり!堺雅人らの活躍でギャラ補填は万全

タモリ(68)が司会を務める国民的バラエティ番組「笑っていいとも!」(フジテレビ系)が2014年3月末で終了することが発表され、各方面に波紋が広がっている。

彼の降板によって最も大きな痛手を受けそうなのは所属事務所(田辺エージェンシー)だが、現在、同事務所の他のタレントがすごい勢いで稼ぎまくっていることにより、タモリの“勇退”を後押ししているようで…?

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(以下引用)

「『いいとも!』1本当たりのギャラは、視聴率の低迷や制作費の削減などで多少カットされはしたものの、180万円程度といわれ、タモリの手取りはその半分ほど。つまり、『いいとも!』だけで年間5億ほどを稼ぎ出している計算で、それを埋めるのは、本来ならば至難の業」(スポーツ紙記者)

(引用元:日刊サイゾー)

笑っていいとも!」が、ついに来年3月で終了する。

同番組は2002年に、単独司会者による生放送の世界記録(長寿記録)としてギネス認定されたほどで、まさに“国民的バラエティ番組”といえる。

伝説的お昼の帯番組「笑っていいとも!」代表的な放送事故をまとめてみました。

(※いろいろなことがありました)

だが最近はタモリがオープニングで歌わなくなったり、「テレフォンショッキング」のコーナーでの“友達紹介”が廃止されたり、タモリが出演しないコーナーがあるなど、「いいとも」特有の緩くてホッとできるような空気感はなくなったほか、周囲が騒いでいるだけでタモリのよさがあまり引き出されていない印象も受けた。

どんな事情があったかは不明だが、2013年10月22日放送の「笑っていいとも!」の放送終了間際にはタモリが「3月いっぱいで終わります」「出演者と国民の皆さんに、どっち向いても感謝」などと話し(情報元:東スポ)、30年以上に渡る歴史に終止符が打たれることが明らかになった。

(※中居クンは知っていた?)

「徹子の部屋」(テレビ朝日系)や「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)など番組のスタンスを大きく変えなくても、司会者の持つ味わい深さを丁寧に引き出すことで続いている番組があることを考えると、「笑っていいとも!」は何か進む方向を間違えたような気もしてしまう。

偉大なる番組の終了を英断したフジテレビが今後どのような新番組で打って出るのか気になるところだが、「いいとも」の終了は各方面にも影響を与えている。

特に大きな影響を受けそうなのが、タモリの所蔵事務所・田辺エージェンシー

同事務所は老舗の大手ながら、現在は所属タレントが10人にも満たないことで知られている。

それだけにタモリの「いいとも」降板によってすぐにつぶれてしまうなどという大事には至らないと思われるが、タモリがこれまで平日の生放送をほとんど休むこともなくきっちりと勤め上げてきた「いいとも」の降板で失うギャラは相当なものを思われ、事務所の経営を圧迫する可能性はある。

だがそんなタモリの降板劇を補って余りある勢いで稼ぎまくっているのが、田辺エージェンシーの“精鋭”たちのようで…?

(以下引用)

「タモリ以外でいまや稼ぎ頭となっているのが、主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が大ヒットした堺雅人。もともと演技派でドラマや映画に引っ張りだこだったが、『半沢』以降、主演作のオファーが殺到。それに伴い、CMのオファーも急増している。

さらに、映画を中心に稼いでいるのが、女優の永作博美。現在はタモリから受け継いだ消費者金融『アコム』のCMに出演。ほかの事務所は、消費者金融CMでのイメージダウンを恐れ、あまり手を出さないが、永作の場合、業界内の好感度も高いので、ほかのCMも今まで通りオファーが来ている。

そして、いきなり稼ぎが増えたのが、元日本テレビで現在はフリーの夏目三久アナ。いずれは帯番組の獲得を視野に入れているので、今後、稼ぎがさらに増えるだろう」(芸能プロ関係者)

(引用元:日刊サイゾー

田辺エージェンシーの公式ホームページによると、現在の所属タレントはタモリを含めて9名だ(2013年10月28日現在)。

だがタモリ以外にも意外な精鋭達が顔を揃えている。

俳優・堺雅人(40)は主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系、2013年7月期)が高視聴率を獲得し(最終話の42.2%は平成以降の連ドラで1位の記録)、流行語を生み出すほどの社会現象を引き起こした。

現在もドラマやCMに引く手あまたのようで、彼の活躍がなければタモリの降板話もそう易々とは決着していなかったかも。

女優・永作博美(43)はすでに二児の母でありながらその活躍ぶりは健在で、主演映画「四十九日のレシピ」(2013年11月9日公開予定)の公開が控えるほか、来年も主演映画「さいはてにて-かけがえのない場所-」(2014年冬公開予定)が予定されている。

CMもタモリの後を引き継いだ「アコム」や、「ジョージア ほっとジョージア」(日本コカ・コーラ)などがあり、看板女優としての面目を保っている。

夏目三久アナ(29)は2011年に日本テレビを退社したのをきっかけに田辺入りしたが、現在すでにトークバラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)、報道番組「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)などでレギュラーを持つなど、即戦力として活躍中。

ドラマ「半沢直樹」にもさりげなく“東京中央銀行”のイメージキャラクターとして、起用されていた。

そのほかベテラン勢では、歌手・由紀さおり(64)、歌手でタレントの研ナオコ(60)がおり、由紀は2011年にリリースしたピンク・マルティーニとのコラボレーションアルバム「1969」が世界20ヵ国以上でCD発売・デジタル配信される大ヒットとなったほか、研は最近、親子での活躍が目立っている。

また異色なところでは、2000年代を代表するヒップホップグループ「RIP SLYME」も同事務所所属。

2013年は3枚のシングルをリリース予定で、11月13日発売の「SLY」は堺雅人主演のドラマ「リーガルハイ」(フジテレビ系)の主題歌でもある。

また同メンバーのSU(妻は大塚愛)は「リーガルハイ」に“チョイ役”で出演している。

さらにモデル・道端ジェシカ(29)、女優でタレントの清水希香(36)と多彩な顔ぶれが印象的な田辺エージェンシー。

もともと会社規模の拡大よりも、少数精鋭できっちりとやっていくことに主眼を置いた社風なのかもしれないが、老舗にしては珍しいのかも。

タモリも「笑っていいとも!」を降板するだけで、芸能界そのものから退くわけではないので、今後も同事務所の稼ぎ頭であることには変わりないが、すでに68歳であることを考えるといつリタイアしても不思議ではない。

そんな現状を“少数精鋭”で守っている渋い芸能事務所が、田辺エージェンシーのようだ。

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