KAT-TUN・上田竜也（29）に、大躍進のチャンスがめぐってきたという。
演劇界の巨匠・蜷川幸雄氏（77）演出の舞台「冬眠する熊に添い寝してごらん」（2014年1月9日開幕）の主演に抜てきされたのだ。
より一層の飛躍が期待される上田だが、過去にはSMAP・中居正広（41）に言われた“ある一言”にかなり落ち込んだこともあったようで…？
上田がKAT-TUNのメンバーとしては初めて蜷川幸雄氏演出の舞台「冬眠する熊に添い寝してごらん」（2014年1月9日～2月1日、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーン）の主演に起用されることが明らかになった。
ちなみに蜷川作品に起用されたジャニーズタレントには、以下がいる。
・森田剛 ： 「祈りと怪物～ウィルヴィルの三姉妹～」（2013年）、「血は立ったまま眠っている」（2010年）
・東山紀之＆生田斗真 ： 「サド侯爵夫人」/「わが友ヒットラー」（2011年）
・松本潤 ： 「あゝ、荒野」（2011年）、「白夜の女騎士」（2006年）
・二宮和也 ： 「シブヤから遠く離れて」（2004年）、「青の炎」（2003年、映画）
・岡田准一 ： 「エレクトラ」（2003年）
・岡本健一 ： 「ペール・ギュント」（1990年）、「唐版・滝の白糸」（1989年）
・木村拓哉 ： 「盲導犬」（1989年）
こうしてみてみると後に俳優として活躍している面々が多いことから、上田もこれをステップに俳優としてブレイクするチャンスが来たといえる。
そんな上田にはこれまで苦い思い出があるようで…？
（以下引用）
「いまほどセキュリティーが厳しくないときのこと。亀梨は入構証がなくてもテレビ局に入れたのに、上田はダメ。KAT-TUNなんですが…と必死に訴えても警備員に相手にされなかったことがしばしば。また、先輩のSMAP中居正広にも顔を覚えてもらえず『おめえ、以前、NEWSにいたべ？おめえ、NEWSとKAT-TUNのかけもちだべ！』なんて突っ込まれていた。（後略）」（同芸能プロ関係者）
（引用元：東スポ）
上田はKAT-TUNの中でもあまり目立たない存在で、同グループの人気者・亀梨和也（27）とは違い、テレビ局に入るのも一苦労だったらしい。
また先輩のSMAP・中居正広（41）にもなかなか顔を覚えてもらえず、2009年3月12日放送の音楽番組「うたばん」（TBS系、中居と石橋貴明がMC）では、冒頭から中居が上田に「え～っと、お前誰だっけ？」とつっこみ、上田が「そろそろ覚えてもらっていいですか！？前回も言ってましたよ」というやり取りが放送されたことも（情報元：サイゾーウーマン）。
（※中居のいじりも愛のムチ？）
上田からすれば長い間アイドルを続けてきたのに、テレビ局の方や同じ事務所の先輩にも顔を覚えてもらえないとなると、自信もなくなってしまいそうですし、落ち込んだしまうのも無理はないかもしれないが、そんな上田にも実は数年前に大ブレイクのチャンスがあったようで…？
（以下引用）
中居がMCを務めるTBS系歌番組「うたばん」に出演したことで、中居にかわいがられるようになった。その結果、中居が主演するフジテレビ系〝月9〟「婚カツ！」（2009年4月期）に、中居の〝ご指名〟で連続ドラマデビューを果たせた。ところが――。
「中居の弟役でしたが、この『婚カツ！』が月9史上最低の視聴率を記録してしまったんですよ。これこそ中居最大の〝黒歴史〟ですが、それに隠れて上田はアイドルとしての存在感をアピールすることができなかった」（同関係者）
（引用元：東スポ）
「婚カツ！」（2009年4月期）といえば中居主演の月9ドラマで、中居にとっては「ブラザーズ」（1998年）以来11年ぶりの月9主演だったほか、上田にとっても連ドラ初出演と話題性は十分だったが、平均視聴率は月9史上最低となる10.5％（第10話では8.8％）を記録してしまった。
こればかりは不運としか言いようがないが、上田にとってみれば月9に出演できただけでもすごいことですし、観てくれた人たちに感謝したり、自分の演技がどうだったのかを顧みる作業をきちんとしていたかの方が大切だろう。
（※中居くんからは可愛がってもらっていた上田）
上田はその後、ドラマ「ランナウェイ～愛する君のために」（TBS系、2011年10月期、市原隼人主演）や、ドラマ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」（テレビ朝日系、2012年7月期、丸山隆平主演）に出演したほか、今年は映画「永遠の0」（2013年12月21日公開予定）にも出演予定となっている。
徐々にではあるが、連ドラ、映画と経験を積み重ね、ようやく掴んだ蜷川演出の主演舞台だけに、ぜひこのチャンスを今後の役者人生に生かしてほしい。
また上田の活躍がKAT-TUN全体の底上げにもつながるはずですし、大いに期待したいと思う。
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