女優・高岡早紀（42）が2015年5月29日付のブログで、ドラマ「探偵の探偵」（フジテレビ系、7月スタート）で主演を務める女優・北川景子（28）から“移動式カフェ”の差し入れがあったことを報告している。
ネット上では「北川さん太っ腹ですねー」「カフェ来るとかスゴーイ！！」「お洒落な差し入れ～！！」などと、驚きや絶賛の声が挙がっている。
※“カフェ”を差し入れする時代。
本格的なエスプレッソやカプチーノ、ホットドッグなどを楽しめるワーゲンバスの移動カフェのようで、ロケ中に常駐してくれるのであれば共演者やスタッフには大変ありがたいサービスだろう。
何より好きなメニューをチョイスできるメリットがありますし、主演の北川が気を利かせて手配したものと思われる。
高岡は「「探偵の探偵」ロケ現場にて。北川景子ちゃんからの差し入れは… 移動カフェ！嬉しいー」と、大喜びな様子。
コメント欄では「さすが主役！」「ハリウッドですね！」「粋な差し入れですね」「後輩の事をちゃんと褒めれる、ねぇさんも…器でかい」などと、絶賛の声やほっこりした声が出ていた。
ちなみに同写真から推測すると、この移動販売カフェは「MOBILE CAFE LA-gonzo」が展開するサービスのようで、関東地区を中心に“フォルクスワーゲン タイプⅡ”（通称・ワーゲンバス）で目的地まで赴き、貸し切り営業を行っているようだ。
同カフェの公式ホームページによると、各種イベントや学園祭などの特設カフェとして利用されたり、ドラマそのものに出演することもあるようだ（ドラマ内に移動販売車が出てくるシーンを観たことがある人もいるのでは）。
（※メニューなども）
なお“移動式カフェ”はケータリング（顧客の指定する元に出向いて食事を配膳、提供するサービス業）の一種といえそうで、滞在時間やメニューの発注量などに応じて料金体系が決まっているのかも。
実際に丸一日貸し切り、それなりに利用された場合どれくらいの費用がかかるのかは不明だが、同じ場所で長時間のロケが行われる場合には便利な“差し入れ”といえる。
そんな“差し入れ”といえば、専らドラマや映画に出演する俳優らが現場への労いやお近づきのしるしとして行うのが通例だが、最近は特に主演俳優が現場の士気を高めるためなどに高額の“差し入れ”をすることも少なくなく、その豪華ぶりが話題になることもしばしば。
近年では大ヒットドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」シリーズ（テレビ朝日系）で主演を務めた女優・米倉涼子（39）が毎回の差し入れや、高視聴率を取った際に家電類までプレゼントしたり、撮影終了後の打ち上げで行われたビンゴ大会には50万円分の商品券を提供したと報じられたこともあるなど、“差し入れ女王”の異名を持つほど。
もちろん“差し入れ”は気持ちが大切ですし、主演だからといって金銭的に無理をする必要は全くないと思うが、視聴率至上主義の昨今では数字が悪いと主演俳優が叩かれる風潮がないとは言い切れず、そうしたプレッシャーを背景に主演俳優が現場に気を遣わざるを得ない状況も増えつつはある。
ただ北川にとって主演ドラマ「探偵の探偵」（フジテレビ系、2015年7月スタート）は意外にもドラマ「悪夢ちゃん」（日本テレビ系、2012年10月期）以来、約2年半ぶりの連ドラ主演となるほか、フジテレビ系の連ドラとしては初主演となるだけに気合いが入るのは当然かもしれないですし、そんな意気込みも伝わってくる“差し入れ”にも見える。
北川の意外な“おもてなし”によって現場が一致団結し、ドラマ「探偵の探偵」が良い作品となることに期待したいと思う。
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